菅田将暉出演、NHK放送100年特集ドラマ「火星の女王」キャスト【一覧】

国際オーディションを経て選出された台湾出身のスリ・リンと、菅田将暉が共演するNHK放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK総合、BSP4Kで12月13日より毎週土曜よる10時~11時29分、全3回)のキャストを紹介します。
「火星の女王」
放送100年を機に展開する「宇宙・未来プロジェクト」の一環として放送する本作。舞台は100年後。火星に10万人が移住した世界で、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出すさまを描く。原作は「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲。脚本を、アニメ「けいおん!」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が務める。演出は「きれいのくに」(2021)、「17才の帝国」(2022)などの西村武五郎ら。音楽は坂東祐大、yuma yamaguch。
登場人物
リリ-E1102(演:スリ・リン)
生まれつき視覚障害がある22歳の主人公。火星のアカデミーを卒業し、地球に向かおうとしていた。ラジオ好きで、ラジオから流れた曲を聞いたことで地球のバンド「ディスク・マイナーズ」のファンとなる。
白石アオト(演:菅田将暉)
ISDAの日本支局に勤める若手職員。鉱物について詳しい。火星で行われた研修でリリと出会い、互いにディスク・マイナーズのファンであることから意気投合。父が22年前に行方不明となり、その原因がある科学者のせいではないかと疑い続けている。
ガレ-J0517(演:シム・ウンギョン)
ISDA火星副支局長。火星生まれ、火星育ち。地球出身者が高位を占める ISDA 火星支局の中で異例の出世を遂げ、支局長まで上りつめた。
チップ(演:岸井ゆきの)
火星の最古の入植地・コロニーゼロの虐げられた労働者の街で生まれ育った。地球からやって来たISDAが我が物顔で火星を支配していることに不満を持っている。
マル-B2358(演:菅原小春)
ISDA警察捜査官。火星生まれ、火星育ち。優秀だがやや行き過ぎるところも。火星最古の入植地であるコロニーゼロの街やその地域のコミュニティーに精通している。
ミト-D5946(演:宮沢氷魚)
ISDA警察捜査官。火星生まれ、火星育ち。ISDAのキャリア職員のエリートで、今はマルの相棒で部下。経験は浅いが洞察力に優れている。地球の古い映画に詳しい。
白石恵斗(演:松尾スズキ)
宇宙鉱物学者でアオトの父。かつて関西理科大学でリキ・カワナベの同僚だった研究者。22年前に謎の「物体」が発見されたときにはその危険性をカワナベに訴えていた。物体がどこかに消えて以来、行方不明に。
エマ(演:UA)
火星開拓初期に作られた互助組織・コクーンの創設者のひとり。孤児のための養護施設や診療所、学校などの整備に尽力した。歌が上手で、孤児たちからは母のように慕われていた。22年前に病没。
デイル-E0302(演:松岡茉優)
火星最大の民間人居住地・コロニー0(ゼロ)の下町で PUB TOKIO を営む経営者。コロニー内コミュニティラジオの人気DJでもある。
ミドリ-E0106(演:鈴木亮平)
コロニー0(ゼロ)内の街頭 CM でも引っ張りだこの人気俳優。DJ としてデイルと組んで放送しているラジオ番組も大人気。
北村(演:滝藤賢一)
地球の出版社記者。ひょうひょうとしているが実は熱い記者魂を秘めている。22年前に日本でおきた超常現象と、その時に消えた謎の「物体」に興味を抱き、真相を追っている。
ファン・ユートン(演:サンディ・チャン)
ISDA事務総長、地球外惑星への移住を推進し、宇宙進出した国家や民族間の利害対立を調整する国際機関ISDAの最高責任者。インドのISDA本部で長期にわたる独裁体制を敷いている。
ルーク・マディソン(演:デイェミ・オカンラウォン)
火星に本社を置き、資源開発や通信業を営んでいる民間企業・ホエール社の創業者にしてCEO。地球の都合で火星を利用しようとするISDAのやり方を嫌い、度々対 立している。
タキマ・スズキ(演:宮沢りえ)
ISDA日本支局長。ISDAにおけるトップエリートの一人。ISDAの一大プロジェクトである火星撤退計画の指揮を任されている。かつて火星で勤務していたことがあり、その時に火星に残してきた娘・リリ- E1102が地球にやってくるのを心待ちにしている。
リキ・カワナベ (演:吉岡秀隆)
ホエール社資源調査部門マネージャー。22年前に地球で謎の「物体」を発見した科学者。その後こつ然と消滅した物体が、火星にもあると考えひたすら探し続ける信念の科学者。今は火星にある巨大企業・ホエール社の支援のもと、日々火星での捜索を行っている。
モビィ/語り(演:高橋李依※声の出演)
通信、通訳、データ処理やスケジュール管理を行う個人用小型 AI 端末。多言語の火星コロニーでは大半の人がイヤホン型のモビィを使用している。火星でモビィの開発・運営を行っているのはホエール社で、こめかみに埋め込むタイプが最新型。
(C) NHK


