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愛弟子・鈴木亮平、塩屋俊さん急逝に悲痛……「ただただ唖然とするばかり」

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父親ともいえる塩屋俊さんの死に悲痛な思いをつづった鈴木亮平
父親ともいえる塩屋俊さんの死に悲痛な思いをつづった鈴木亮平

 5日、俳優で映画監督の塩屋俊さんが急性大動脈解離のため急逝したことを受け、塩屋さんの弟子にあたる俳優の鈴木亮平が、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表、悲痛な思いを明かした。

 モデル出身の鈴木は、かつて塩屋さんが設立した「塩屋俊アクターズクリニック」(現「アクターズクリニック」)を受講。塩屋さんに才能を見出され、俳優の道を歩んだ。2010年には、塩屋さんの監督作『ふたたび swing me again』に主演。さらに塩屋さんが演出を務めた舞台「HIKOBAE」でも主演に抜てきされていた。

 そんな塩屋さんの愛弟子中の愛弟子ともいえる鈴木は、「塩屋さんは僕にとって、長年の演技の先生であり、人生の師であり、そして、東京の父親です」とコメント。出会ったころから「世界に通用する役者になれる」「お前は俺の分身だ」と言い続けてくれたといい、「自分が『ステップストーン(踏み石)』になって次の世代を世界に出していかなきゃいけないと、いつも話されていました」と思い出を振り返る。

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 塩屋さんが亡くなった5日は、「HIKOBAE」が大千秋楽を迎える日だったという。塩屋さんは舞台の最終稽古中に倒れたといい、あまりに突然すぎる死に鈴木は、「今はただただ唖然とするばかりです」と悲痛な思いをつづっている。

 塩屋さんは5日14時56分、急性大動脈解離のため宮城県仙台市内の病院で死去。56歳だった。(編集部・入倉功一)

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