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北村一輝、監督の暴走に困惑?

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猫とラブラブ?
猫とラブラブ? - 北村一輝

 1日、映画『猫侍』の初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の北村一輝蓮佛美沙子戸次重幸山口義高監督、そして劇中で北村ふんする剣豪をメロメロにしてしまう愛猫・玉之丞役の14歳のメス猫・あなごちゃんが登壇した。この日は日本時間3日に行われる米アカデミー賞に先駆けて、「ネコデミー賞」が開催され、あなごちゃんに「王冠」がプレゼントされた。

映画『猫侍』フォトギャラリー

 本作について、北村は「この監督は賞獲りなんて関係なく、とにかく観てもらう観客のことだけ考えて作った。すごい」と称える一方、台本のほぼ半分を現場で直すという暴走ぶりに、「ホントにいいんですか?」と不安だらけの撮影だったと胸中を告白。

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 また、北村はそんな監督からある日、「これ歌って」と1枚のCDを渡されたとのこと。北村は思い切って歌い、舞台あいさつでは司会者から「良かったですよ」とフォローされていたが、そのやり取りに、たった今観終わった観客からは謎の笑いが沸き起こっていた。

 本作は、『ねこタクシー』『幼獣マメシバ』などの人気作を世に送り出してきた動物ドラマ・シリーズの最新作。ドラマ版は、全国17局ネット、BSフジ、ひかりTVなどで放送され、時代劇なのに癒やされると評判を呼んだ。いかつい顔つきの剣豪(北村)と「玉之丞」との日常をつづる「動物“癒やし”時代劇」となっている。(取材・文:吉井隆史)

映画『猫侍』はシネマート新宿ほかにて全国公開中

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