実写『ピーチガール』とーじは注目の若手・真剣佑！

　上田美和の人気コミックを実写化する映画『ピーチガール』（2017年公開）に、話題作への出演が続く注目の若手俳優・真剣佑が野球一筋のさわやか男子・とーじ（東寺ヶ森一矢）役で出演していることが明らかになった。

　日焼けした肌に赤髪というギャル風な外見から誤解されやすい女子高生のもも（山本美月）と、彼女が中学時代からずっと思い続けるとーじ（真剣佑）、ももに興味を抱く学校一の人気者のカイリ（伊野尾慧）、ももの気に入ったものを欲しがる小悪魔女子・沙絵（永野芽郁）が織り成す恋愛模様を描く本作。累計発行部数1,300万部を超え、第23回講談社漫画賞を受賞した人気漫画が完結から約13年の時を経て実写化される。

　ヒロインをめぐって、モテ男のカイリと三角関係を繰り広げる硬派な青年・とーじを演じる真剣佑は、人気特撮シリーズの『劇場版　仮面ライダードライブ　サプライズ・フューチャー』や、続編の製作も決定している『ちはやふる』などに出演、若手注目株と肩を並べた『にがくてあまい』『チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』の公開も控えるいま知っておくべき俳優の1人。ロサンゼルス生まれのバイリンガルで、極真空手、レスリング、水球といったスポーツに加え、数種の楽器も嗜むなど、素顔の魅力も期待できそうな逸材だ。

　自身が演じるとーじについて真剣佑は、「優しくて正義感のある役で、途中いろいろな困難と立ち向かう姿がとても魅力的」と印象を語る。撮影は4月末にクランクアップしており、「今回とーじを演じてみて、人を守りたいと思う感情や、誰かを大切にしたいという想いを、改めて感じることができました」と振り返った。

　原作者の上田は、「礼儀正しく、監督さんの指示に熱心に耳を傾け、役に取り組んでおられました」と撮影現場で垣間見た真剣佑の姿を紹介。「大人っぽい眼差しをしたかと思えば、まぶしい笑顔を無邪気に振りまいたり、仕草も表情も私が描いたとーじより断然素敵でかっこよかったです。優しいけど不器用な所のあるとーじ。真剣佑さんが演じたら、その不器用さもかっこよくなるのかなと、ニヤニヤわくわくしています」と期待を込めた。（編集部・小山美咲）