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乃木坂46齋藤飛鳥、『映像研』は人として変わった作品

齋藤飛鳥
齋藤飛鳥

 乃木坂46齋藤飛鳥が9日、映画『映像研には手を出すな!』オンライン完成報告会見に出席し、個性的なキャラクターを演じた齋藤は「自分にとっては人生の分岐点ではないですが、人として変わった作品です」と語った。イベントには山下美月梅澤美波小西桜子グレイス・エマ英勉監督も登壇した。

【写真】齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波らが美しい!会見の様子

 本作は、アニメ化やテレビドラマ化もされた大童澄瞳の人気コミックの実写映画化。アニメ好きで想像力豊かだが人見知りの浅草みどり(齋藤)と、彼女の友人の金森さやか(梅澤)、そしてモデルでアニメーター志望の新入生・水崎ツバメ(山下)の3人が最強のアニメを作り上げるために設立した映像研での活躍を描く。

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 4月よりテレビドラマ放送、そして5月15日から映画の公開というスケジュールだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により映画の公開が延期。9月25日公開と仕切り直しとなったが、齋藤は「ドラマの放送から時間が経ってしまったので、いま浅草を見ると照れくさいような、恥ずかしいような……『本当に公開しますか?』という気持ち」と率直な胸の内を明かす。

 そんな齋藤に山下は「確かにドラマから時間が空いてしまったのですが、映画も素晴らしい出来です」と胸を張ると、梅澤も「完成した映画を観たとき、3人が無言で見つめ合う時間がありました。『いいものができた』という確信を分かち合えた時間」と作品に満足している様子だった。

左から小西桜子、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、グレイス・エマ、英勉監督

 撮影が行われたのは、昨年12月から今年1月にかけて。メインとなる部室の撮影は、山下いわく「関東の秘境のようなところ」で、肉体的にも相当ハードだった模様。それでも齋藤は「ワイヤーで吊るされて上から落ちるシーンでは、下から引っ張ってくれる方が、グワングワンやり出して『わたし死ぬのかな』と思ったのですが、意外と楽しかった」と笑顔を見せる。

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 また齋藤は「この作品で浅草を演じてから、後輩2人(山下、梅澤)との関係性も変わったし、周りの人から『人間になってきたね』と言われるようになりました」と思い入れたっぷりに語ると「自分にとっては人生の分岐点ではないですが、人として変わった作品です」としみじみ。

 そんな齋藤に英監督は「現場では浅草としてしかしゃべっていないのですが、ド天才だと思います」と絶賛すると、「この作品がヒットして続編ができたら最強の世界ですね」とさらなる『映像研』の世界の存続に思いを馳せていた。(磯部正和)

映画『映像研には手を出すな!』は9月25日より全国公開

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