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白洲迅&楽駆『Life 線上の僕ら』撮影後もラーメンとスーパー銭湯で友情育む

左から楽駆・白洲迅
左から楽駆・白洲迅

 俳優の白洲迅楽駆が30日、シネマート新宿で行われた映画『Life 線上の僕ら ディレクターズカット版』公開記念イベントに二宮崇監督とともに来場し、本作の撮影後もラーメンとスーパー銭湯で友情を育んだことを明かした。

【写真】誕生日サプライズ!バラの花束を受け取る白洲

 常倉三矢のBLコミック「Life 線上の僕ら」を実写化した本作は、動画配信サービス・Rakuten TV などで配信されたドラマ4話に未公開シーンなどを加えたディレクターズカット版。二人の男性が共に成長しながら、愛ゆえの苦痛や葛藤のはざまで揺れ動くさまを描き出すラブストーリーだ。

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 大勢の観客の前に立った白洲は「こういう場に立つのは1年ぶりです」と切り出すと、「今年の2月くらいに撮影をし、撮影が終わった後にこういう状況になってしまった。ドラマの配信後に、映画館で公開することになっていたので、上映できるのかと僕らも不安に思っていました。だから今日という日を迎えられて、こうやって皆さんの顔を見られてうれしいですし、ありがたいです」とあいさつ。

 本作は台湾、タイ、アメリカ、ヨーロッパのほか、一部東南アジアでも同時配信。さらに現在は韓国でも配信されているという。「反響がすごくありました」と振り返る楽駆は、「生の声をいただくことはなかなかないですが、この作品は熱狂的なファンの方がいらっしゃった。その声を生で聞けてうれしかったです」としみじみ語った。

 撮影現場での楽駆について「太陽の存在でした」と語った白洲は、「とにかく(白洲演じる)晃が悩む役だったんですけど、楽駆が現場を盛り上げてくれて。監督も楽駆をいじっていたりして。本当に助けられました」と述懐。さらに「もともと楽駆が持っている明るさもあると思いますが、本人は実はめちゃくちゃ明るいわけではないと思うんですよ。でもあえて現場で盛り上げてくれたというのが、頑張ってくれていたんだろうなと。その頑張りもうれしかった」と感謝のコメント。「鏡の前でニカッ(と笑顔)を練習してたんだもんね」と楽駆に呼びかけると、「鏡の前で練習していました」と笑う楽駆だった。

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 そんな二人は、本作の撮影が終わった今でもラーメンを食べに行ったりするような仲になったという。「ラーメン屋はいいですよ。滞在時間も長くならないので」と白洲が語れば、楽駆も「ラーメンを食べてからその後に何をするか考えます」と返答。さらに白洲が「その後はスーパー銭湯に行くことが多いですね」と続けるなど、ラーメンとスーパー銭湯で友情を育んでいることを明かした。

 そしてこの日は、11月1日に28歳の誕生日を迎える白洲のために、ひと足早くサプライズでお祝いすることに。白洲に28本のバラの花束を渡し、「本当はハグとかをしたいけど、ソーシャルディスタンスなので。来年はちゃんとお祝いします」と呼びかけた楽駆。白洲は「誕生日は近いなと思っていたけど、マジで気付いていなかったです」と驚いた様子を見せつつも、「来月、11月30日は楽駆の誕生日。何かお祝いしよう」と呼びかけ。それに対して楽駆は「ラーメンですかね」と笑いながら返していた。(取材・文:壬生智裕)

映画『Life 線上の僕ら ディレクターズカット版』は全国順次公開中

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