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「ミステリと言う勿れ」整の“カルテット”にまつわる名ゼリフ話題

「ミステリと言う勿れ」4話より記憶をなくした爆弾魔(柄本佑)と整(菅田将暉)
「ミステリと言う勿れ」4話より記憶をなくした爆弾魔(柄本佑)と整(菅田将暉) - (C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン

 31日に放送された菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~21時54分)第4話で、2017年に人気を博したTBS系ドラマ「カルテット」を思わせるセリフが登場し、歓喜の声が上がっている。

【写真】神回と話題になった「カルテット」第6話

 本作は、累計発行部数1,300万部を突破する田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。第4話では、整が記憶を失った爆弾魔(柄本佑)が引き起こした事件を阻止すべく奔走するさまが描かれた。大隣署では闇サイトにアップされた爆破予告を巡って右往左往。刑事の風呂光(伊藤沙莉)から連絡を受け整も助けに駆り出された矢先、奇妙な青年と遭遇。ずぶぬれでただならぬ様子の彼に「どうかしましたか?」声をかけたことから、彼が記憶をなくし自分の名前すらわからないこと、そしてどこかに時限爆弾を仕掛けたことが判明する。

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 「カルテット」にまつわる話題は、その爆弾魔と整の会話に登場。なかなかやまない雨に、整は思い出したように「ちょっと前にテレビドラマで“どうして曇ってると天気悪いっていうんですかね”ってセリフがあって、雨の日もそうですけどなんだかハッとして。なるほどなあって。ああカルテットの話でしたけど……」と話した。

 原作漫画をほぼそのまま再現したこのセリフは、ドラマ「カルテット」第1話で満島ひかり演じるチェロ奏者・すずめの言葉を思わせるもの。同ドラマは、東京のカラオケボックスで“偶然”出会った男女4人のアマチュア演奏家がカルテットを結成し、軽井沢の別荘で共同生活を送る物語。映画『花束みたいな恋をした』の大ヒットも記憶に新しい脚本家・坂元裕二の名ゼリフが話題を呼んだ。

 「カルテット」第1話で、すずめは朝に一人ヴァイオリンを弾く主人公・真紀(松たか子)が泣いていることに気づき、さりげなく慰める。その流れで「今日は天気悪いですよね」という真紀に、すずめは「どうして曇っていると天気が悪いっていうんですかね。いいも悪いも曇りは曇りですよね。わたしは青空より曇った空の方が好きです」と返す。

 他局ドラマとのクロスオーバーを思わせる展開に、ネット上では「カットされると思っていたからうれしい」「まさか引用されるとは思わなかった」「まさかカルテットの話が出てくるとは!」「すずめちゃんのセリフ!」と沸いていた。(編集部・石井百合子)

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