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実写『キングダム2』羌カイは清野菜名!

羌カイ役は清野菜名!
羌カイ役は清野菜名! - (C) 原泰久/集英社 (C) 2022 映画「キングダム」製作委員会

 俳優の清野菜名が、原泰久の人気漫画を実写化した映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年夏公開)で羌カイ役を務めることが2月1日、発表された。

続編は蛇甘平原の戦いを描く!『キングダム2 遥かなる大地へ』ビジュアル【画像】

 『キングダム2 遥かなる大地へ』は、興行収入57.3億円を突破して2019年の邦画実写作品1位となる大ヒットを記録した映画『キングダム』の続編。原作は紀元前・中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝)を描く物語で、新作映画では信の初陣、大将軍への第一歩でもある“蛇甘平原の戦い”について描かれることが、今回あわせて明らかになった。主人公の信役で山崎賢人(「崎」は「たつさき」が正式表記)、エイ政役で吉沢亮、河了貂役で橋本環奈、王騎役で大沢たかおが再集結。監督も佐藤信介が続投する。撮影は2020年6月から段階的に日本各地や中国などで行われ、2021年10月にクランクアップした。

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 清野が演じる羌カイは、千年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族“蚩尤(しゆう)”の一人。特殊な呼吸法を操る“巫舞(みぶ)”により、その身に神をおとして戦う人物で、原作でも人気の高いキャラクターの一人だ。制作陣が羌カイを演じるキャストに求めていたことは「ルックスだけでなく、今まで見たこともないアクションに挑むために持っていなければならない身体能力の高さと素養。さらに、羌カイというキャラクターの持つ哀しみを表現できる高い演技力」だったと松橋真三プロデューサーは言う。

 清野はクランクインにあたり「普段あまりプレッシャーを感じないタイプだと思っていましたが、今回はプレッシャーを感じています。前作『キングダム』を観たとき出演者みなさんが本当に素晴らしく、とても興奮しました。続編に参加させていただけることが本当に光栄です。とにかく一生懸命みなさんについて行って、カッコいい羌カイを演じられればいいなと思います。期待を裏切らないようにがんばりたい」と意気込み、撮影に挑んだ。

 単なるアクションではなく、巫舞と呼ばれる羌カイ特有の舞うような剣術を身につけるため、3か月に及ぶトレーニングを積み重ねた。アクション経験も豊富な清野だが、人間離れした動きという羌カイにしかできない剣術を表現するため、今まで経験したことのない体の使い方を叩き込んだという。「ずっと正解のないまま一生懸命もがいている感じでしたが、家にいる時、テレビを見ていてもドライヤーをしていても四六時中羌カイの事を考えて生活してきたので、徐々にその動きが染みついていった気がします。これまでのアクションではやったことない動きばっかりで、経験したことがない筋肉痛になり、これは“羌カイ痛”だねって(笑)」と撮影時を振り返った。

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 下村勇二アクション監督は「アクション練習というよりは修行に近かったですね(笑)。結果、普通の俳優では到達できないレベルまで動けるようになり、清野さん以外は誰も演じることの出来ない実写オリジナルの羌カイが誕生したと思います」と太鼓判を押す。前作に続き黒岩勉と脚本を担当した原作者の原も、自身が考案した羌カイが重要な役割として描かれているオリジナルシーンを含めて「原作では特殊な剣技で漫画的強さを披露する羌カイ。演じられるのは本当に大変だと思いましたが、卓越した身体能力の持ち主の清野さんのアクションは、まさに羌カイそのものでした。ドラマ部分でも、後半は羌カイが出てくるだけで涙が溢れました」と語っている。

 力強い視線を送る羌カイの横顔を捉えた新ビジュアルと共に、最新映像も公開された。わずかに聞こえる「トーン、タンタン」の声と一緒に激しく繰り広げられるアクション。最後には「こんなところで死ぬわけにはいかない」と決意する羌カイの姿も映し出される。

 清野、原、佐藤監督らのコメントと、今作のストーリーは下記の通り。(清水一)

▼清野菜名
『キングダム2 遥かなる大地へ』羌カイ役で出演します。
生きる目的は復讐。仇を取るため緑穂(りょくすい)と共に何ヶ月も剣捌きの練習をしました。目標は羌カイの舞の様な独特なリズムで敵を薙ぎ倒していく「人間離れした動き」。それを常に意識しながらアクション部の皆さんと身体の細部まで一から作り上げていきました。
撮影では、生きるか死ぬかの緊迫した激しいシーンも多く、生き延びる為、一生懸命戦いました。思い出すだけで目の奥が熱く戦闘モードになりそうです。格好良い羌カイを目指して挑みましたので楽しみにして頂けると嬉しいです!

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▼原作:原泰久
『キングダム2』にて、ようやく羌カイの登場です。
原作では特殊な剣技で漫画的強さを披露する羌カイ。演じられるのは本当に大変だと思いましたが、卓越した身体能力の持ち主の清野さんのアクションは、まさに羌カイそのものでした。ドラマ部分でも、後半は羌カイが出てくるだけで涙が溢れました。早く皆さんにもスクリーンで観ていただきたいです。

▼プロデューサー:松橋真三
羌カイに相応しいのはそのルックスだけでなく、今まで見たこともないアクションに挑むために持っていなければならない身体能力の高さと素養が必要です。さらに、キャラクターの持つ哀しみを表現できる高い演技力も求められます。
大人気キャラクターですのでプレッシャーも相当と思われましたが、全てをはねのけてファンを納得させられるのは、清野さんしかいないと思いました。

▼佐藤信介監督
清野さんには、無表情の中からも、秘められた物語が感じられました。静かな微笑みの中から、哀しみが感じられました。暗殺者、羌カイの闇に包み隠された哀しみ、厳しさ、強さ、そうしたものの奥にたぎる情熱を、静かに、時に目にもとまらぬスピードを伴って表現された。それでいてどこか、そこはかとない愛らしさがあって、信がそう願ったように、いつかまた会いたいと思ってしまう。思い描いていた羌カイが、目の前に居ました。

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▼アクション監督:下村勇二
蚩尤である羌カイが使う暗殺術がただの剣術アクションにならないように、古武術やウエイブなどの身体操作を取り入れ説得力ある動きを目指しました。清野さんはアクションセンスが本当に素晴らしく、ポテンシャルの高さを感じました。アクション練習というよりは修行に近かったですね(笑)。結果、普通の俳優では到達できないレベルまで動けるようになり、清野さん以外は誰も演じることの出来ない実写オリジナルの羌カイが誕生したと思います。

<ストーリー>
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・エイ政に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂や山の王・楊端和と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった。
半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王エイ政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌カイと名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・ヒョウ公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す。

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