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浅田次郎の時代小説「大名倒産」映画化が決定

浅田次郎「大名倒産」(文藝春秋刊)
浅田次郎「大名倒産」(文藝春秋刊)

 浅田次郎の小説「大名倒産」が映画化されることが明らかになった。2023年に松竹配給にて全国公開される予定となっている。

 「大名倒産」は、2016年から2019年に月刊誌「文藝春秋」で連載され、2019年に上下巻で単行本が発売された時代小説。時は江戸時代、莫大な借金に嫌気のさした先代が、末息子に腹を切らせて御家幕引きを謀るも、それを知らない若殿は次々と無理難題に巻き込まれていく。

 監督を務めるのは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などを手掛けた前田哲。本作が時代劇初挑戦となる。脚本は映画『七つの会議』やドラマ「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」「半沢直樹」 などの丑尾健太郎と 、ドラマ「特捜9」シリーズや「下町ロケット」に携わった稲葉一広が共同で脚本する。(編集部・大内啓輔)

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