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川村元気の恋愛小説「四月になれば彼女は」映画化が決定!来春公開

(C) 2024「四月になれば彼女は」製作委員会

 川村元気の小説「四月になれば彼女は」が映画化され、2024年春に劇場公開されることが発表された。

【動画】マンスリートレーラーの第1弾「April」

 『告白』『悪人』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』などの企画・プロデュースを手掛け、自身の小説をもとにした映画『百花』では監督を務めた川村。小説にはほか、今回映画化が決定した「四月になれば彼女は」や「世界から猫が消えたなら」「億男」「神曲」などがある。

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 4月のある日、結婚を間近に控えた藤代俊の元に、10年前に交際していた初恋の女性・伊予田春から手紙が届く。同じくして、藤代の婚約者である坂本弥生が突然姿を消してしまう。二つの謎はやがて繋がっていき、東京、ボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める切なくも壮大な愛の物語が描かれる。

 監督を務めるのは、これまで「Lemon」(米津玄師)や「マリーゴールド」(あいみょん)、「青春病」(藤井風)などのMVを手掛けた山田智和。本作が初めて長編映画作品となる。撮影監督を『新聞記者』『余命10年』などに参加し、監督の山田とは「カムパネルラ」(米津玄師)や「桜が降る夜は」(あいみょん)のMVでもコンビを組んだ今村圭佑が担当する。音楽はサザンオールスターズMr.Childrenなどのプロデュース・作詞・作曲で知られる小林武史

四月になれば彼女は
(C) 2024「四月になれば彼女は」製作委員会

 日本のみならず、ウユニやプラハ、アイスランドと世界各地で撮影をおこなった本作。4万5,000キロの総移動距離を経て撮影を敢行し、壮観な映像美にこだわったという。今回、「天空の鏡」と呼ばれるボリビア・ウユニ塩湖の澄み切った景色が印象的なウユニと、東京の街中に咲き誇る美しい夜桜を捉えた東京の2種類のビジュアルが公開された。

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 あわせて、山田監督が自らディレクションを行い、原作のセリフを散りばめたマンスリートレーラーの第1弾「April」も公開。ウユニ塩湖でカメラを構えながら歩く女性の姿を映し出した映像に仕上がっている。この縦型の特別映像は原作小説が4月から始まり、各月を追う形で描かれることになぞらえて、本作の劇場公開まで公式SNSにて毎月配信される予定となっている。(編集部・大内啓輔)

川村元気(原作)コメント

山田智和監督のミュージックビデオのファンで、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。
音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています。
「四月になれば彼女は」は私にとって、とても大切な作品です。山田智和初監督作品として選んでもらえて、嬉しく思います。35歳の若い感性で紡がれた、まるで美しい音楽のような映画になるでしょう。
若手随一のカメラマンの今村圭佑さんと、天才的な音楽家の小林武史さんとの組み合わせで、いったいどういう映画ができるのか、今からの楽しみでなりません。キャストについては……まだ言ってはダメとのことで、お伝えできないのですが、早くみなさんにお知らせできる日を心待ちにしています。

山田智和(監督)コメント

初めて「四月になれば彼女は」を読んだとき、愛を探すこと、そして生きることに溢れた素晴らしい小説であると思いました。 この原作を映画化することによって、現代で私たちが抱えている痛みのようなものに寄り添うことができると確信を持ったのです。
同時に、恐ろしいほどリアルで、目を背けたくなるような現実ともこの映画はしっかりと向き合わなければならないと覚悟しました。
素晴らしいキャスト・スタッフに支えられて、一つ一つの光と向き合った撮影はとても刺激的な時間で、今も頭から離れない景色たちばかりです。
来年の公開を楽しみに待っていていただけると幸いです。

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