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山下智久、自宅で目隠しして過ごす 主演映画『SEE HEAR LOVE』で説得力もたせる役づくり

山下智久
山下智久

 山下智久が5日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』(Prime Video で6月9日より独占配信)配信直前イベントに登壇し、魂を込めて携わった本作の撮影を振り返った。この日は、ヒロイン役の新木優子山本舞香山口紗弥加イ・ジェハン監督も来場した。

【トークノーカット】イベントの様子

 本作は、日本でも大ヒットを記録した映画『私の頭の中の消しゴム』(2005)などのイ・ジェハンが監督・脚本を務め、漫画・小説アプリ「ピッコマ」で連載された漫画「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写化したラブストーリー。視力を失う病を患った漫画家・泉本真治(山下)と、彼のファンで生まれつき聴覚障害のある女性・相田響(新木)の絆を映し出す。

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 山下は「まず、目が見えるところから見えなくなってしまうという絶望を表現することが大事だと思いましたし、技術的にどういう風にしたら(役に)説得力が生まれるかを考え、彼が存在するその瞬間だけではなく、裏の裏などのレイヤーを意識することを心がけました」と撮影時を回顧。そのための役づくりとして、「視覚障害がある方にインタビューをさせてもらったり、家では目隠しをして数時間を過ごしたりしました」と打ち明けた。そして、「監督からはその都度ご指導いただいたので、いい化学反応が起きたのではないかなと思います」と自信をのぞかせた。

 主題歌も担当した山下は「非常に光栄なことだと思います。プレッシャーもすごくありました」と本音を吐露しつつ、「韓国のプロデューサーにプロデュースをしていただいたんですが、『SEE HEAR LOVE』の遺伝子を受け継いだような楽曲になっています。携われたことをうれしく思います」と笑顔を見せた。

 山下は、監督が「映画はいろんな奇跡が重なって出来上がるもの」「あと何本の映画に携われるかわからないからこそ、この作品を今までで一番いいものにしたいし、時間が許す限り現場にいたい」と話していたことを紹介し、「その熱が伝わる現場に毎日通えたのは大きな経験になりました。関わってくれたすべての方に感謝したい気持ちです」と心を込めた。

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 そんな山下とのタッグに感激するイ監督は、「山下さんは英語が堪能なので直に話しました」と撮影時の様子を明かし、「演技が繊細で、手の動きが細やかで、手の先まで演技が行われていることに驚かされました」と称賛の言葉を送った。

 イベントの最後、山下は「熱くて、深くて、情熱的な作品に仕上がっていると思います。自分の中にもともと備わっている情熱を呼び起こしてくれた作品になっています。ぜひ、僕の魂を受け取っていただけたらうれしいです」と呼びかけた。(錦怜那)

【トークノーカット】山下智久、新木優子、山本舞香、山口紗弥加、イ・ジェハン監督が登壇!「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~ 」配信直前イベント » 動画の詳細
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