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実写版「ONE PIECE」尾田栄一郎「面白くないから世に出せないです!」で再撮影も ドラマに一切の妥協なし

実写版の冒険まであと約1か月
実写版の冒険まであと約1か月 - Netflixシリーズ「ONE PIECE」8月31日(木)世界独占配信 / (C)尾田栄一郎 / 集英社

 22日、Netflixの実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」でエグゼクティブプロデューサーを務める原作者・尾田栄一郎が、8月31日の配信を前に、「この作品に一切の妥協はありません!!」と熱い思いをつづった直筆レターが公開された。

【動画】実写版「ONE PIECE」本予告

 「ONE PIECE」は、伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐって、主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大冒険を繰り広げるアドベンチャー。麦わらの一味には、イニャキ・ゴドイ(ルフィ役)、新田真剣佑(ゾロ役)、エミリー・ラッド(ナミ役)、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(ウソップ)、タズ・スカイラー(サンジ役)らフレッシュな俳優陣が集結し、全8話で彼らの冒険が描かれる。

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 尾田はレター内で「言っておきます。この作品に一切の妥協はありません!!」と宣言。制作過程の全てが「お祭り」だったといい「たぶん公開されたら、あのキャラがいない! あのシーンがない! 原作と違う! って声が一定数聞こえて来るハズですが、それも愛ゆえという事で、僕はそこも楽しむ所存です! 笑」と心境を明かす。

 「ここ、面白くないから世に出せないです!」と言って再撮影したシーンや、「こんなシーンルフィらしくないでしょ!!」と言った場面がイニャキ版のルフィだと成立していたりと、実写ならではの面白さもあったという尾田。公開を決断したのは6月だったといい、配信を約1か月後に控え「苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!!」と覚悟をつづっている。(編集部・入倉功一)

尾田栄一郎レター全文

さて、実写版 ONE PIECE!
ティザー、トレーラー(予告動画)が公開になりました。本編公開日も8月31日に決ま
りました。
言っておきます。この作品に一切の妥協はありません!!
そして、祭りはもう始まってます! 少しずつ出る情報に飛び交う意見もすでに面白い!
まず、7年前、ONE PIECE を実写化しようと思った事が面白い! あの世界をどう現実にする!?
世界観の構築、役者さん達の試み、衣装、実写ならではの魅せ方、会話、色んな人達が
悩んだ全ての工程がお祭りです。
たぶん公開されたら、あのキャラがいない! あのシーンがない! 原作と違う! って声が一定数聞こえて来るハズですが、それも愛ゆえという事で、僕はそこも楽しむ所存で
す!笑
ストーリーはあの辺までを全8話で!!
撮影が終わってるのに、「ここ、面白くないから世に出せないです!」って事で、再撮影してくれたシーンもいくつもあります。逆に、「こんなシーンルフィらしくないでしょ!!」って言ったのに撮影してみると…「イニャキルフィなら成立してる…! むしろいい…!!」ってシーンもありました。実写ならこうしないと不自然って事がたくさん起こりました。(イニャキ=ルフィの役者君)
製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECE オタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います。
よし、これで公開しよう! って決めたのは6月です。頑張ってくれた担当氏は「長かったですね…」って泣いてました。笑
苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!!
さあ、どんな気持ちで待っても同じ一カ月! お茶でも飲んでお待ちください。

『ONE PIECE』予告編 - Netflix » 動画の詳細
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