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ワインはほぼ関係ない、パターン通りの恋愛映画

2022年5月21日 猿渡 由紀 パーフェクト・ペアリング ★★★★★ ★★★★★

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パーフェクト・ペアリング

設定こそモダンながら、あとはどれも見たことがあるものばかり。危ないところを救ってくれた男性に抱き上げられてドキッとするとか、上半身裸の彼に見惚れてしまうとか、「今どきこんなことやる?」と思ってしまう。ロマコメは話の展開が見えているジャンルではあるが、それでも観客に共感させるには幾らかのリアリティが必要。それがないのだ。しかも、ワインはほとんど関係ないのである。出だしこそナパ・バレーだが、オーストラリアに行ってからワイナリーが出てくるのは1時間を過ぎてから。ワインの映画を期待するなら、永遠の名作「サイドウェイ」や、あまり知られていない「ワインは期待と現実の味」をおすすめする。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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