大阪・下町カーストで生きる子供たち

2015年7月15日 くれい響 大阪外道 -OSAKA VIOLENCE- ★★★★★ ★★★★★

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大阪外道 -OSAKA VIOLENCE-

ゆうばりファンタ・グランプリや欧米でのDVD化など、一部で熱狂的に支持されながら、なかなか観られなかった「大阪バイオレンス」が東京進出。ヤクザからもらった小学生の小遣いを高校生がカツアゲし、それをチンピラがむしり取る、スクールカーストならぬ、大阪・下町カーストが描かれる冒頭から漂う、ただならぬ雰囲気。『ストレート・アウト・オブ・ブルックリン』や『ギャングス』のような荒削りな素人っぽさが味であるが、あくまでも目線は12歳の少年という斬新さ。「もし、是枝監督がヤクザ映画を撮ったら?」ともいえる、ただならぬ才能を目の当たりにした。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて中村倫也さん、「CREA WEB」にて伊藤沙莉さん、さなりさんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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