トラウマ克服の極限ゲームが新たなトラウマを生む…?

2019年1月15日 なかざわひでゆき トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション ★★★★★ ★★★★★

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トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション

 少女時代に父親から虐待を受けた女性が、恐怖の限界に挑むことでトラウマを克服するというアトラクション施設に入ったところ、そこでは骸骨面を被った怪しげなスタッフによる精神的・肉体的な拷問責めが待っていた…というお話。もちろん、全ては筋書きに沿った一種のセラピーなのだが、しかし主催者が精神科医気取りの素人ゆえ、事態は思わぬ方向へと暴走していくことになる。ホラー映画というよりはサイコロジカルなスリラー。理不尽な責め苦の数々を通して、徐々にヒロインの心の闇が詳らかにされていく過程は少々退屈だが、クライマックスの血みどろスプラッターはまずまずのカタルシス。その特殊メイクを西村喜廣が手掛けている。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとしてキャリア30年。TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。海外取材経験も多数。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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