シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 映画および海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で10年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)などの著作も多い。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

なかざわひでゆき さんの映画短評

全1,079件中1~5件を表示しています。 Next »
  • BLEACH
    福士蒼汰らキャスト陣は好演なのだが…
    ★★★★★

     霊感を持つ男子高校生がホロウと呼ばれる悪霊を退治する死神となり、愛する家族や友人を守るため最強のホロウと戦うことになる。原作コミックのことはよく知らないが、出来上がった映画に関して言うならば、設定のわりにスケールが小さくて盛り上がりに欠けるという印象は否めないだろう。
     福士蒼汰や早乙女太一らキャスト陣の剣劇アクションはかなり頑張っていると思うし、相変わらず達者な杉咲花の芝居にも感心するが、しかし脚本・演出・VFXにおいて、予算や時間の限界がだいぶマイナスに働いているであろうことは想像に難くない。

  • キリング・ガンサー
    シュワちゃん久しぶりのコメディは殺し屋VS殺し屋の珍対決
    ★★★★★

     伝説の殺し屋ガンサーを倒して世界最強の称号を得るべく、各国から若手の殺し屋がアメリカに結集。新旧の殺し屋対決が繰り広げられるわけだが、誰も素顔を見たことがない上に変幻自在&神出鬼没なガンサーに、挑戦者たちはことごとく振り回されていく。
     そんな凄腕アサシンのガンサーをシュワちゃんが嬉々として演じているのだが、残念ながら本人が顔を出すシーンはごく僅か。監督・脚本を兼ねたタラン・キラムを筆頭に、『サタデー・ナイト・ライブ』OBを中心とした共演陣は芸達者揃いだが、初期タランティーノ風味のバイオレンスとユーモアはいまひとつ噛み合わず、モキュメンタリー形式の演出にもひねりが足りない。

  • ルームロンダリング
    死をテーマにしながらも重くなり過ぎない演出は好感度大
    ★★★★★

     ヒロインの仕事は、自殺や事件などで人が死んだ部屋に住み、事故物件の履歴を消すこと。で、実は彼女には霊感が備わっていて、この世に未練を残した死者たちと交流するうち、殻に閉じこもっていた生き方を変えていくことになる。物語の設定自体は結構ユニークだが、全体的な流れは予定調和の連続。感動のツボもちょっとベタ過ぎるように思う。
     ただ、死をテーマにしながらも決して重たくならず、ほのぼのとした雰囲気ととぼけたユーモアで軽やかに見せていく演出は好感度大。随所でさりげなく、現代日本社会の暗部を垣間見せる構成にも、作り手の真摯な姿勢が感じられる。そういう意味で、これが長編処女作の片桐監督の今後に期待したい。

  • ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス
    人生の最後まで音楽を愛し音楽に生きるという幸福
    ★★★★

     キューバ音楽の魅力を世界に知らしめた前作から19年。その間にアメリカとキューバは国交を回復し、当時既に老齢だったミュージシャンたちの多くが鬼籍に入った。今回は残されたメンバーたちによる最後のワールド・ツアーをカメラで追いつつ、同時にキューバ音楽の知られざる歴史、そして故人を含めたメンバーたちの波乱万丈な人生の軌跡が語られる。いや、むしろそちらが主軸だろう。
     恐らく映像作品としての完成度は前作の方が高いが、しかし中身の濃さでは全く引けを取らない。まさに生涯現役。人生の最後まで音楽を愛し音楽に生きるレジェンドたち、そんな彼らの奏でるサルサのリズムに身を委ねる老若男女。なんと幸福な光景だろう。

  • 君が君で君だ
    もはや狂気と化した純愛にドン引き必至!
    ★★★★

     大好きな女の子をただただ遠くから見守り続けるために、自分自身の自我も欲望も生活も全て投げ打ってストーカーとなった男たちの物語。もはや突き抜け過ぎて狂気と化した片思いの純愛(?)にはドン引き必至だが、しかし恋に落ちた人間というのは一歩間違えると無様で滑稽で情けないもの。そういう意味で、恋愛感情の本質は確かに捉えられている。まあ、とてもじゃないが共感は出来ないけどね(笑)。
     そんなやり過ぎな男たちを演じる池松壮亮・満島真之介・大倉孝二のぶっ飛んだ狂いっぷりがまた壮観。DVゲス男の高杉真宙、やさぐれオバサンのYOU、チンピラ男の向井理と、脇役陣の怪演もなかなか楽しませてくれる。

全1,079件中1~5件を表示しています。 Next »
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク