シネマトゥデイ

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「舞台=非日常」と「映画=リアル」の違いを深く考えさせる

  • 映画 少年たち
    ★★★★★

    少年隊が突然踊り出す1983年の『あいつとララバイ』は、いま考えると正統派ミュージカル映画だった。今作は、ミュージカル部分は演者のステップやジャンプ、周囲の「音」が極力抑えられ、PVを観ている感覚が強い。舞台で効果を発揮したはずの、彼らの生の音による臨場感はない。ある意味、新鮮。その舞台版は未見だが、セリフ回しや間(ま)、セリフ自体、セリフを順番に言う段取りなど、ほぼ舞台的「非日常」の演出は、意図的なのか?
    そうした非日常を「ファンが楽しめる」のはともかく、そのファンにこそ映画らしい驚きや生々しさを届けてほしかった、と無い物ねだりしつつ、ラスト15分は斜めはるか上を行き、正直、びっくり。

⇒映画短評の見方

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 是枝裕和監督、バリー・ジェンキンス、クリストフ・ヴァルツとオスカーの話を聞くことが多い、2月のインタビューラッシュでした。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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