全編オマージュ大会な“日本版『BTTF』”

2020年5月18日 くれい響 バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 ★★★★★ ★★★★★

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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

“田中真理子”の葬式に“吉岡文雄”が参列する、ホイチョイ映画好きには衝撃的なオープニングから始まる“ホイチョイ×フジテレビ版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』”。当初、冷蔵庫がタイムマシンだった『BTTF』の逆手に取った設定だけでなく、スラップスティックな展開やジワる家族愛など、全編に渡るオマージュ大会に唸らされる。さらに、“バブルあるある”以外にも『社長』シリーズや『ローマの休日』ネタも散りばめられた君塚良一による巧みな脚本と、馬場康夫監督の映画愛が見事に融合。広末涼子の遅れてきたアイドル映画としても確立しているが、リーマンショック直前のお祭り映画として観ると、これまた深い!

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「映画秘宝」にて岩井俊二監督×斎藤工さん、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「Movie Walker」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「CREA WEB」にて小室ぺいさんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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