斉藤 博昭：映画短評の著者
略歴
1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとしてさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。
近況
9月はマシュー・マコノヒーに始まり、ジェレミー・アレン・ホワイト、グレン・パウエル、ギレルモ・デル・トロ、最後は木村拓哉…となかなか豪華なインタビュー月間でした。
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映画短評一覧
スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム
飽和状態のヒーロー映画が、まだ進化すると希望の光も感じる
キングスマン：ファースト・エージェント
そっち行く？と感じつつ、途中“らしさ”全開に心躍りまくり
マトリックス レザレクションズ
革新作品の復活という意味で、とりあえず自分の目で確認を
香川1区
政治思想が無関係なのは前作同様。人として泣けるのは前作以上
世界で一番美しい少年
今の基準なら虐待と訴えられかねない、衝撃のオーディション
東洋の魔女
五輪の映像に「苦しくったって〜」の歌詞が重なるシュールな体験
ドント・ルック・アップ
基本は人類絶滅パニック。なのにこんなに楽しんでいいの!?
ラストナイト・イン・ソーホー
魅惑のロンドンの夜に夢と現実が混ざり合うスリル、そして陶酔
GUNDA／グンダ
ブタ、ニワトリ、牛と同じ目線になって、最後は想定外の事態に
軍艦少年
ためこんだ思いを全身で伝える佐藤寛太
ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ
上映時間97分の快速スッキリ感。2人の絆は、もはや愛である
The Hand of God
いちばん近い感触は『ニュー・シネマ・パラダイス』か
浅草キッド
似てないから素直に入り込め、最後は涙を流し続ける人もいるかも
ハウス・オブ・グッチ
巨匠らしい重厚感と、ゴージャスな映像と、エグい一族争いと…
ミラベルと魔法だらけの家
新作ミュージカルとして、万全な構成と曲の楽しさ
パワー・オブ・ザ・ドッグ
「男らしさ」の固定観念。解放への欲求と、その先に…
モスル～あるSWAT部隊の戦い～
正義や大義も消えていくカオスに、現場の一員として没入する
偶然と想像
やや突飛な展開に「自分にも起きたら？」と引き込む天才の作劇
COME & GO カム・アンド・ゴー
クール＆シビアになりそうで、温かみに満ちていく不思議な叙情
tick, tick...BOOM!：チック、チック…ブーン！
ミュージカル映画として近年、最高のサンプル