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ヒバクシャ 世界の終わりに (2003)

湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾によりイラクの子どもたちは白血病に苦しめられ、その多くが命を落としていった。一方、広島では被爆した85歳の医師が、微量の放射能がもたらす危険を訴える。そして皮肉なことに長崎に投下された原子爆弾を生産したアメリカのプルトニウム工場の近隣地域では、50年以上も住民たちが放射能の汚染にさらされ続けていた。


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  • hinata 様
    ★★★★★
    2004年2月26日
    いまこんな時だからこそ、きっちりと見ておくべきです。 広島で原爆を体験した老医師の生涯をかけた地道な活動、実の弟さえ耳を傾けないにもかかわらず、政府の核施設の被害を訴え続ける米国の農夫、データだけを根拠に必死に反論する原子物理学者、そして目に見えない劣化ウランの脅威にさらされ、命を縮めていく極貧のイラクやアフガンの子供達。人の営みのなんたるかを冷静に語っています。
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