作品情報 | その他の作品のレビュー

ゆれる (2006)

東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔(香川照之)や、そこで働く幼なじみの智恵子(真木よう子)と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動している間に、稔と渓谷にかかる吊り橋の上にいた智恵子が転落する。


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  • スパン 様
    ★★★★
    2006年9月9日
    物語は時系列に淡々と静かに進んでいくのだが、そんな中、香川照之演じる兄の姿に時折ふと「不気味さ」を感じる瞬間がある。それは大声で驚愕するほどの奇態さではないが、言葉では表せないその微妙な不気味さが積み重ねられつつ、事件に至る。事件以降の香川照之の演技は絶品。言いようのない屈折した感情が兄弟の間で交わされていく展開には、誰の中にもあるかもしれない「人間」が描かれている。とにかく香川が巧い!! そしてオダギリがひたすら美しい!! この2人の俳優があってこそ実現する映画だった。
  • 「ゆれる」~香川照之の怪演光る
    万歳!映画パラダイス~京都ほろ酔い日記
    2006年8月6日
    観客の約8割はオダギリジョー目当てと思われる女性。そんな満員の京都シネマで、「ゆれる」(西川美和監督)を観た。オダギリジョーは、ぼさぼさのひげ姿だが、ハンサムでセクシーすぎて、男にとっては敵意すら感じる美しさだ。香川照之が兄役を演じる。この兄弟の心のあ.... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【映画】『ゆれる』天使のように繊細に、悪魔のように大胆に
    Badlands~映画・演劇・音楽レビュー~
    2006年7月31日
  • ゆれる
    映画通の部屋
    2006年7月24日
    「ゆれる」製作:2006年、日本 119分 監督:西川美和 出演:オダギリジョー ...[外部サイトの続きを読む]
  • ゆれる (新宿武蔵野館)
    たいようの映画の感想
    2006年7月24日
    【血で結ばれた兄弟を隔てたものは、あの渓流よりも大きかったのか。  二人を繋ぐものは、堅いようで脆く、随所に穴が開いていた。  そして振動に大きくゆれた。    兄の真面目さと嫉妬、弟の自分勝手と疚しさを乗 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ゆれる」を観て・・
    ぼくと、師匠と・・・明日へ  DAO
    2006年7月14日
    『ゆれる』 ほぼ満席・・・ぼくの観た回の後もロビーに 次の回を待つ人が沢山いました。 館内に貼ってあったポスター・・・この ポスターの色の感じ・・・映画そのものです。 ぼくはそう感じました。。。。。   この映画、脚本がよく練られている感じがします。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ゆれる」/諍いの向こうに、死んだ女の顔が見えない
    I N T R O+blog
    2006年7月11日
    『ゆれる』(2006 / 日本 / 西川美和) Text By 膳場 岳人  東京で写真家としての名声を手に入れた早川猛は、母の一周忌のために帰郷する。父とは仲が悪いが、人の善い兄の稔とは良好な関係を保っている。猛は兄が後を継いだガソリンスタンドで、幼馴染の智恵子が働いているのを知る。兄と智恵子には... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ゆれる@アミューズCQN
    ソウウツおかげでFLASHBACK現象
    2006年7月10日
    アングルは斜め上から、しかも傾いて、時にグラグラと揺れ、緊張が続く。全ての映画、その傑作に当てはまるとは断言しないが、映し出されたものから緊張感が醸されて、保たれると見応えは増長する。 兄の稔は山梨の実家に残り、家業を継いだ。弟の猛は家を出て、東京でカメ ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ゆれる」魚の目と感情
    小生の映画日記
    2006年7月9日
    ストーリー: 東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔(香川照之)や、そこで働く幼なじみの智恵子(真木よう子)と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動してい... ...[外部サイトの続きを読む]
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