写真でもみているかのような美しいカット割りが、その残酷さと対をなす。スタイリッシュでありながら、キリキリとしめ付けられるような痛み。1度罪を犯したものはどこまでも許されることはないのか、あるいは罪を犯していない人々の悪意は許されるのか。アンドリュー・ガーフィールド主演、ジョン・クローリー監督の考えさせられる秀作。 【予告編】 Boy A - Trailer [parts:eNozsDJkhAMmJhMjUyZjU2NGJgszSyPTNEsLk7DE4EC/0BJLDxMmGDA2xS4P1czEhKQS
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BOY A
晴れたらいいね~
2009年5月3日
BOY A…そう、少年Aである。保釈されたときは、もう少年Aではない年齢ではある。あ~、この映画はネタバレはかけないなぁ。すごく、くるものがあった映画でした。色々考えさせられるものがあります。いい映画だと思う。イケメン狙いっていうのも、あながちバカにできないのよ...
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(原題:BOY A )厳しい映画だが、平易な語り口を全編に渡って遵守しているために露悪的なケレン味は抑えられ、誰でもテーマの重要性に向き合えることが出来る良心作に仕上がっている。十代の頃に犯した重大事件のために長らく刑務所に入れられていた若い男が24歳になって出所。名前を変え、新しい街で保護司の助けを受けながら人生の再出発を図ろうとする。しかし、ひょんなことから“過去”が知れ渡ることになり、せっかく手探りで築き上げた人間関係がもろくも瓦解。彼は窮地に追いつめられてゆく。 この設定でまず思い浮かぶ主題
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『BOY A』自分以外の全てのものに、過去の自分を偽り続ける。彼のまとう空気は、時に瑞々しく、時にはヒリヒリと突き刺さってくる。ピンと張りつめた濃密な空気感は、明け方の澄んだ空気のよう。 Boy A 英国期待の若手作家ジョナサン・トリゲルの受賞小説を、『ダブリン上..
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