正式タイトルは、The International ザ・バンク -堕ちた巨像-。 先日アップ(2009-03-27 映画:間もなく公開 The International ザ・バンク 期待のアクション・シーンとは)のようにかなり期待していた。 公開直前の金曜夕刊、この映画の広告のコピーが「現在の金融危機を予見した、衝撃のリアリティ」(笑) さて実際観てどうだったか。 <しかも闘う相手が悪を働く銀行というストーリー。 <最近アメリカ国民怒りのAIUの例のボーナスの1件とか、CITI BANKのこととかがあ
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「ザ・バンク 堕ちた巨像」
元・副会長のCinema Days
2009年4月20日
(原題:The International )なかなか楽しめる映画である。何より硬派なネタを扱っていながら、分かりやすい活劇編に仕上げている点が評価できる。違法行為を繰り返すドイツの国際的なメガバンクIBBCと、捜査に当たるインターポールのエージェントとのバトルを描く本作、まず面白いのが劇中での“悪の組織”がマフィアでもテロリスト集団でもなく、銀行というカタギの稼業を執り行う社会的組織であることだ。 IBBCのモデルは91年に経営破綻したBCCIである。同銀行は世界中の独裁者やテログループに資金を用
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