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妻の貌(かお) (2008)

2000年、広島で暮らす川本夫婦は孫、歩のコンクール入賞の絵を見に広島平和記念資料館を訪れる。73歳と74歳の二人は並んでその絵を眺めながら、1945年に軍需工場で被爆した妻キヨ子の闘病の日々を振り返る。当時19歳だった彼女は40代で甲状腺ガンと診断され切除手術を受けるが、常に倦怠(けんたい)感にさいなまれる半病人の生活だった。


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  • 妻の貌/富田評
    INTRO
    2009年7月19日
    『被爆者の妻の心に寄り添った、川本昭人監督の半世紀にわたる愛の記録』 / 2009年4月5日、オバマ米国大統領がチェコのプラハで行った演説のなかで「核兵器のない世界を目指す」と表明したことには驚かされた。世界で最も多くの核兵器を保持する米国のトップが随分と大胆な決断をしたものだ、と。しかもブッシュ前政権は包括的核実験禁止条約(CTBT)への批准を拒否していたというのに、思い切った政策転換だ。このプラハ演説は日本... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 妻の貌/若木評
    INTRO
    2009年7月19日
    『映画をどう見るか、と佐藤忠男は言った』 / うっかりしていると、幽霊部員になりそうです。再び、INTROに書かせてもらいますので、よろしくお願いします。本サイト、時々は覗いて読んでおりました。一頃は全くといっていいほど人の書いた映画評を読まなかったのですが、最近はまた、なるたけ読むようにしています。映画評ってのは結局どう書いても答えの無い、永遠に未完の世界。そこが面白いのかな、と改めて感じつつあるので。それでも、油断すれば... ...[外部サイトの続きを読む]
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