2000年、広島で暮らす川本夫婦は孫、歩のコンクール入賞の絵を見に広島平和記念資料館を訪れる。73歳と74歳の二人は並んでその絵を眺めながら、1945年に軍需工場で被爆した妻キヨ子の闘病の日々を振り返る。当時19歳だった彼女は40代で甲状腺ガンと診断され切除手術を受けるが、常に倦怠(けんたい)感にさいなまれる半病人の生活だった。
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