作品情報 | その他の作品のレビュー

オマールの壁 (2013)

ひたむきに仕事をこなすパン職人でありながら、仲間たちと一緒に反イスラエルの闘士として活動するパレスチナ人青年オマール(アダム・バクリ)。彼は監視塔から撃ち込まれる銃弾を回避しつつ分離壁を乗り越え、恋人ナディア(リーム・リューバニ)のもとに通う日々を送っていた。そんな中、彼はイスラエル兵士を殺害したとして拘束されてしまう。イスラエル軍から壮絶な拷問を受けたオマールは、解放を条件にスパイになるように迫られる。幼なじみでもある仲間との絆を壊され、ナディアとの仲も引き裂かれたオマールは……。


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  • 【映画】オマールの壁
    別冊 社内報
    2016年7月17日
    「歌声にのった少年」の予告編に続いて始まると、奥行きが深まるというか、元々慣れていない国の話だからやや混ざります。スパイものは、使われる伏線とそうでないのとの見分けが難しい。日本の左翼は、憲法をいじるとこういうことになると言わんばかりだけど、こうなる事情はこの地域にある。逆に日本がこうなるなんて、かの地の方々に失礼。■ シアターキノにて(札幌上映二日目) ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「オマールの壁」
    ここなつ映画レビュー
    2016年5月18日
    観るべき作品。「今」のパレスチナ自治区で何が起こっているのかを感じ取る事ができるフィクション。哀しみは、誰も信じる事が出来ない事ではなく、「みんなが嘘を信じて」しまった事に集約される。それ程猜疑心に満ち溢れ、希望が壊され、葬り去られる青春。イスラエル及びパレスチナの歴史的背景は、古代史から連綿と続くものであるが、現代のいわゆるパレスチナ問題は、大雑把に言うとユダヤ人とアラブ人との紛争が焦点となる(もちろんバックには大国の影が見える)。この日本で言えば四国程の大きさの土地に、大戦後イギリスがユダヤ人とアラブ人 ...[外部サイトの続きを読む]
  • オマールの壁・・・・・評価額1750円
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2016年4月23日
    壁の中の青春。 イスラエル占領下のパレスチナで、秘密警察に捕らえられ、スパイになることを強要される青年の物語。 一生を刑務所で過ごすか、民族の裏切り者として生きるか。 巨大な分離壁に取り囲まれた出口の無い閉塞の中で、若者たちそれぞれの愛と葛藤、占領者たちの某略が絡み合い、物語は予想だにしないドラマチックな展開をみせる。 自爆攻撃に向かう若者を描いた「パラダイス・ナウ」で、パレスチ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • Omar (オマール、最後の選択)
    Cinema Review シネマ・レビュー
    2015年9月22日
    Omar (2013) ★★★★★ (Palestina) 日本語タイトル: オマール、最後の選択 official site: http://www.uplink.co.jp/omar/ Starring: Adam Bakri(アダム・バクリ), Waleed Zuaiter(ワリード・ズエイター), Leem Lubany(リーム・リューバニ), Eyad Hourani ... ...[外部サイトの続きを読む]
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