キューバ随一のサックス奏者セサル・ロペスは不自由な日常を送る中でも、自分の家の倉庫を改装した音楽スタジオで仲間たちとセッションをしている。一方、ピアニストのアクセル・トスカは6年前の海外ツアーで、アメリカの音大の奨学金を獲得し移住した。その後、キューバとアメリカの正式な許可が出ていない状態にもかかわらず、アクセルは国境を越え、セサルらとライブを敢行する。