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The NET 網に囚われた男 (2016)

北朝鮮の漁師ナム・チョル(リュ・スンボム)は、妻(イ・ウヌ)と幼い娘と共につましいながらも穏やかに暮らしていた。ある朝、いつものように漁に出た彼のモーターボートのエンジンに網が絡んで、そのまま軍事境界線を越えて韓国側に流されてしまう。チョルは韓国の警察に拘束され、警護官のオ・ジヌ(イ・ウォングン)が彼の監視にあたることに。


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  • 「The NET 網に囚われた男」
    ここなつ映画レビュー
    2017年2月16日
    様々なことを考えさせられる。豊かさとは何か。自由とは何か。北と南とそれぞれのたぎるような愛国心。だが、その愛国心は個人の置かれている環境や、大切にするべきものに対する思いからのみ派生するものなのではないか。北朝鮮国境付近に居を構える漁師のナム・チョル(リュ・スンボム)。ある早朝、いつものように川に漁に出かけた所、境界線付近で網がスクリューに絡まりエンジンが焼き切れ、漂うままに南の(韓国の)領域に流れてしまう。南に流れ着いたナム・チョルは、南の当局に身柄を拘束される。ナム・チョルは北のスパイではないか、という ...[外部サイトの続きを読む]
  • ショートレビュー「The NET 網に囚われた男・・・・・評価額1600円」
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2017年1月18日
    その網に囚われたら、もう逃げられない。 ここのところ、少し作風が変わりつつあるキム・ギドク。 北朝鮮スパイの疑似家族を描いたプロデュース作の「レッド・ファミリー」以来、理不尽な社会の仕組みと個人の対立をモチーフにした作品が目立つ。? 去年日本で公開された「殺されたミンジュ」は、凝った世界観のロジックが上手くストーリーに移し替えられておらず、終始ぎこちない凡作だったが、本作はなかなか... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「The NET 網に囚われた男」:心をえぐえる国家の暴力
    大江戸時夫の東京温度
    2017年1月15日
    映画『The NET 網に囚われた男』は、これまでに無く描写に抑制の効いたキム・ ...[外部サイトの続きを読む]
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