ナチスドイツの戦犯を祖父に持つ研究者のトト(ラース・アイディンガー)と、祖母がナチスドイツの犠牲者のユダヤ人であるインターンのザジ(アデル・エネル)。きっかけは違えど、共にホロコーストの研究に没頭する二人は、アウシュビッツ会議を企画することになる。反発し合っていた二人の距離は、少しずつ縮まっていく。そして、過去を検証する旅で意外な事実が発覚し……。