30代の吉行みゆき(鈴木杏)は、田舎町で暮らす会社員。弟の健太(田崎伶弥)を交通事故で亡くした後、母(田中美里)は入院し、会社がつぶれた父(板尾創路)は酒びたりの日々を送っていた。2010年のある日、夢がかなうという明日橋を渡っていたみゆきは、健太が死んだ1989年にタイムスリップする。みゆきは健太を救うことができれば、家族も救えるのではと考え……。