聖者の午後 (2012)
見どころ
ブラジルの都市サンパウロで閉塞感を感じている30歳前後の男女3人を主人公に、未来の見えない日々と彼らの友情を描いたドラマ。祖母の家の敷地でタトゥーショップを開いている青年、熱帯魚店に勤務する女性と薬局で働くその恋人が、うまくいかない日々の中で傷をなめ合うように過ごす様子を見つめる。メガホンを取るのは、本作で長編監督デビューを飾り、サンセバスチャン映画祭など世界各国の映画祭で評価されたフランシスコ・ガルシア。モノクロの美しいビジュアルや背景に流れる音楽など、監督のスタイリッシュなセンスにも注目。
あらすじ
好景気のブラジル・サンパウロ。31歳のルカ(ペドロ・ヂ・ピエトロ)は祖母の家の敷地でタトゥーショップを開いているが、客は皆無に等しい。薬局で働くルイス(アカウアン・ソウ)は解雇目前。ルイスの恋人のルアラ(シモーネ・イリェシュコ)は、とある男から誘われるも期待外れに終わってしまう。三人は未来の見えない生活を送る中、ルカの祖母が倒れ、ルイスは暴力を受けてしまい……。
映画短評
1件
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
- 脚本
- 撮影
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- COLORS
- 製作国
- ブラジル
- 配給
-
- Action Inc.
- 技術
- モノクロ/HDカム/ドルビーデジタル
- (渋谷ユーロスペース ほか)
- リンク
- 公式サイト