見どころ:短編作『犬を連れた女』が各国の映画祭で高く評価された俊英、ダミアン・マニヴェル監督がメガホンを取った初長編作。詩作のために海辺の街を訪れた主人公が、四苦八苦しながらも何かと向き合う姿を映し出す。マイペースな主人公を演じるのは『犬を連れた女』でも監督とタッグを組んだレミ・タファネル。ロカルノ映画祭などで評価された才能に期待が高まる。
あらすじ:詩人志望のレミ(レミ・タファネル)は人々の心を震わせるような詩を書きたいと願い、海辺にやって来る。彼は何とかして詩のインスピレーションを得たいと思うものの、何から書き始めればいいのかすらわからなかった。レミはペンとノートを小脇に抱え、海辺や山の上で詩作を繰り返すものの……。