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全米ナンバー・ワンのアニメ『ロボッツ』の監督が語る製作秘話

全米ナンバー・ワンのアニメ『ロボッツ』の監督が語る製作秘話
クリス・ウェッジ監督

ロボットたちが繰り広げる愛と冒険ファンタジー『ロボッツ』は、『アイス・エイジ』のクリス・ウェッジ監督の最新作である。フルCGの鮮やかな色彩と奇妙な造形で構成されたロボットの世界を作り上げたクリス監督に映画に関するさまざまな話を聞いた。

Q:ロボットの世界を描いたのはなぜですか?

自分がただ本当に、機械で作られた物が動く世界を、キャラクターたちを見てみたいと思ったからさ。ロボットの世界ってどんなものなのかな、作ってみたいな、というシンプルな考えからスタートした。そしてロボットの世界が作られて、そこでふさわしいキャラクターは何かと構想を練っていったよ。

Q:『アイス・エイジ』よりも登場するキャラクターが増えました。

『アイス・エイジ』は言ってみれば3匹しか登場人物がいない。でも今回は100以上のキャラクターがいる。その分いろいろなことを考えなきゃならないからそれは大変だった。でも楽しかったよ。数が多い分楽しめた(笑)。

Q:ロボット・シティの大企業ビッグウェルド・インダストリーズの偉大な発明家・ビッグウェルド博士のパチンコ玉のような造形に目をひかれました。

ビッグウェルド博士はエンターテイメント界のアイコンみたいなものさ。
昔のテレビ番組には業界の大物が出演していた。番組では常に自分がやっていることに対して、消費者を巻き込もうとあれこれやっていた。そんな彼らのことを“ファット・キャット”(太った猫)と呼んでいた。その“ファット・キャット”をイメージしたのがビッグウェルド博士なのさ。ほら、それにハリウッドの大物たちは太っているだろう(笑)。彼らが何か言うとその体型のおかげでつい見てしまったりするじゃないか。そんなイメージを博士にもたせたくて丸くした。存在しているだけで、実体以上に大物だと感じさせたくて、あのデザインにしたのさ。

Q:ロボットのキャラクターに、ユアン・マクレガーやハル・ベリーなどの声優たちの影響はあるのでしょうか?

ロボットたちのデザインを先に決め、それから声優を決めた。声優が決まったことでロボットたちの動きが、ロボットがどのように動くかという部分が変わってきた。制作の過程で当初とは違うキャスティングになることもあった。ある声優だと動きはこれしかない。でもその動きが気に入らない。だから別の声優に替えることもあった。もちろんスケジュールの都合があわないということもあったけどね。
デザイナーと声優とアニメーターのコラボレーションで、キャラクターが生まれたと思うよ。

Q:お気に入りのロボットをひとつあげるなら?

ころころお気に入りのロボットは変わるから難しいな(笑)。でも一つあげるなら、マダム・ガスケット(ロボット・シティの中古ロボットの解体に情熱を傾ける恐ろしいロボット)だね。スクラップの塊のくせにとても邪悪で、でも憎めない愉快なヤツさ。声はジム・ブロードベントという男性にお願いした。彼は喜んでマダムを演じてくれたよ(笑)。

「時差ぼけで頭が回らないよ」などとぼやきながらも、質問のひとつひとつに丁寧に答えてくれたクリス・ウェッジ監督。ロボットの造形の話なると止まらなくなってしまう監督の姿に、この作品を心から愛してやまない様子がうかがわれた。次はどんな世界をテーマに映画を作り上げてくれるのか、今から楽しみである。

『ロボッツ』公式サイト
<http://www.foxjapan.com/movies/robots/>

『ロボッツ』は7月30日より日劇3ほかにて公開。


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