日本初の試み、バリアフリー上映で映画の質が向上するかも?

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バリアフリー上映の先駆け、小泉堯史監督

 9日、ユナイテッドシネマ豊島園で映画『明日への遺言』のバリアフリー上映が行われ、終映後に小泉堯史監督が観客とトークセッションを繰り広げた。

  バリアフリー上映は、視覚障害者用音声ガイドと聴覚障害者用日本語字幕の両方を備えたものとして、小泉監督の映画『博士の愛した数式』が日本で初の試みとなった。今回の上映について小泉監督は、「映像だけで観客はごまかせない。音、情景、セリフ、間……など一つ一つをきちんと細やかに作っていくことが大事なんだと。バリアフリー上映の広がりが、映画そのもののレベルアップにつながっていくんじゃないでしょうか」と語り、今回の上映がまたひとつ、これからも良作を世に送り出していくための励みになったようだ。

 藤田まこと演じる戦犯裁判を戦い抜く岡田資(たすく)中将の生き様に触れた観客らは「周りの人も同じ場面で涙していた。感動をわかち合えてうれしい」「裁判シーンから人間の触れ合いを感じた」と潔く人間味あふれる主人公の姿に涙していた。視聴覚障害者と健常者、日本の敗戦を知っている世代とまったく知らない世代が一緒になって感想を述べ合う姿が印象的だった。

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 「まずわたしたち保護者や先生が観るべき。何かあると言い訳から始まる今の社会状況の中、この映画が指導者たるものの姿を示してくれたと思う」と意見したのは、バリアフリー上映の学校行事を控え、視察をかねて訪れたという月島第三小学校PTA会長の新井正勝。「実は学生時代、藤田さんの付き人を経験させてもらったんですよ。自然体で演技される藤田さんの姿に演技論というより、人生そのものを教わったと思いますね」と話し、思わぬご縁に小泉監督とガッチリ握手を交わしていた。

映画『明日への遺言』は渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて全国公開中
オフィシャルサイト ashitahenoyuigon.jp

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