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ヘレン・ハント、監督に初挑戦!7年の歳月経た新作映画を語る

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“熟女優”ヘレン・ハント
“熟女優”ヘレン・ハント - Amanda Edwards / Getty Images

 オスカー女優、ヘレン・ハントが主演と初監督に挑んだ新作映画『ゼン・シー・ファウンド・ミー』(原題)について語ってくれた。映画『恋愛小説家』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したベテラン女優が監督を務めた本作は、高校教師をしている36歳の主人公のもとに、突然赤ん坊のころに自分を養子に出した母親がやって来るという騒動を描くコメディー。エリノア・リプマンの小説「見つかっちゃった」を原作とした作品だ。

‐あなたのおじさんは映画監督だそうですが、あなた自身も最終的には監督をしてみたいという思いはあったのでしょうか?

(ヘレン・ハント)子どものころから「監督をやってみたい!」いうような感じではなかったわ。でも今回始めて監督をしてみたら、残りの人生を監督という肩書き1つで生きていきたいという気持ちが理解できたわね。けれど、わたしは本当にストーリーに惹(ひ)かれ、自分が監督に適していると思わない限り、ただセットの後ろで「アクション! カット!」なんて叫んでいるような人物にはなりたくないの。

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‐低予算の作品ではありますが、それが利点になったということは言えますか?

(ヘレン・ハント)もし1人の俳優のギャラを教えたとしたら、ほかの俳優のギャラも言わなければならないという連鎖反応が起こるでしょう? だからクレジットもアルファベット順で、俳優としての格差がないのよ。スタッフも共同作業をしているという意識でできたと思うの。例えば、ボーイフレンドを演じたコリン・ファースの家には彼の前妻の絵が飾られているんだけど、それはわたしの友人のエリオット・グリーンという画家が直接セットで描いてくれたものなのよ。予算があったら有名な画家の絵を買って飾っていたでしょうけど、低予算だからこそできた貴重な体験だと思うの。その絵に気付く人もいれば、気付かない人もいるでしょうけど、そういった細かいところが重要な意味を持つのよ。

‐ハリウッド女優の傾向として、ある一定の歳になると脚本の数が減少し、監督や脚本家としての道を選択させられるような状況に追い込まれる感じがしませんか?

(ヘレン・ハント)多くの女優はある一定の歳になると配役されることが難しいと言うけれど、一体ある一定の歳って何歳なのかしら(笑)? けれどわたしだって20代の黒人の男優や60代のスパニッシュ系の女優の気持ちなんかわからないでしょ。わたしがわかっていることは、優れた脚本を書くことは難しいし、優れた原作(ストーリー)を見つけ出すことも難しいということ。新聞にはさまざまな映画のオーディションがあふれているわ。けれど自分を捨ててまでそこに飛び込もうとは思えない。最終的に決めるのは脚本なのよ。

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 約7年の歳月をかけて作り上げたという本作。インタビューをしながら、言葉の節々にあえて妥協せずに語るヘレンに強い意志を感じることができた。それは成功を収めた人にとって重要なことなのかもしれない。(取材・文:細木信宏)

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