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グランプリ受賞した本木雅弘、「何にも言えねぇ~!」と歓喜の雄たけび!

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やった! やった!!
やった! やった!!

 3日、電通ホールにて、第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した映画『おくりびと』に主演した本木雅弘と脚本の小山薫堂が、喜びの記者会見を行った。

映画『おくりびと』写真ギャラリー

 現在、テレビドラマ「坂の上の雲」を撮影中の日光で受賞を知ったという本木。いまだに実感がわかないながらも、マネージャーの携帯電話が鳴り止まないことで、ことの重大さに気付いたという。そこで忙しい合間をぬって急きょ、東京に戻って記者会見に参加したという。

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 本木の事務所社長だった故・小口健二氏との最後の仕事だったということもあり、会見前には墓前に報告もしてきたと、最初こそ神妙な面持ちだったが、「何と報告したのか、具体的に教えてほしい」との質問が飛ぶと、「『小口さんと作った映画がグランプリを獲りました』とシンプルに。……あとは、義理の父の内田裕也から、『モトキ オメデトウ。オレハ トロントヲネラウ』とカタカナで書いたファックスが送られてきたので、それを報告しました」と思い出しつつ笑いながら告白。

 そのほかにも、「別の用事で家に電話をしたら、子どもたちに『おめでとう』と祝ってもらいました。義理の母の樹木希林さんは、『何でも1つ、2つ(勲章が)つくといいわね~』と言っていました」と家族に祝福された様子も明らかにした。そんな本木だが、この日の会見で一番表情を崩したのは、会見の直前に会場に届けられたばかりのトロフィーを手にしたとき。このときばかりは、「何も言えねぇ~!」と叫び、「思っていたよりも重みがありますね」と興奮気味に笑顔を見せていた。

 映画『おくりびと』は、リストラされ故郷に帰った男(本木)が、ひょんなことから納棺師となり、さまざまな人々の人生の最期を見送ることで、自分自身の人生や夫婦関係を見つめ直す感動作。

映画『おくりびと』は9月13日より丸の内プラゼールほかにて全国公開

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