話題作『ブラインドネス』を名優ダニー・グローヴァーとアリシー・ブラガが語る。

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アリシー・ブラガとダニー・グローヴァー - Photo:Nobuhiro Hosoki

 22日に公開される映画『ブラインドネス』について、出演するアリシー・ブラガダニー・グローヴァーに話を聞いた。ある日突如として視界が真っ白になり、視力を失う奇病が世界中でまん延し始める。その中で、隔離された多くの感染者たちが、人間としての尊厳を奪われる事件に巻き込まれていくというサスペンス。

映画『ブラインドネス』写真

 撮影前に行われたワークショップについてアリシーは「盲目のためのワークショップをやったの。目隠しをしながら歩いたり。だけど重要なのは盲目の人をまねすることじゃなく、盲目になることによって訪れる変化や感覚の違いを理解することだったの」と語った。目が不自由な人を演じることによって得たことは何だろうか。「盲目とは、さまざまな意味を持っているんだ。世界中で増え続けているホームレスの問題に多くの人は見てみぬふりをするだろう? それもある意味盲目だ。今回は国際色豊かなキャストのためか、そういった世界を通しての重要な価値観を学んだ気がするね」とダニー。

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 セックスシーンについてアリシーは「触れ合うということに注意を払ったわ。この環境下(盲目)の中で、抱擁の必要性などを十分に話し合ったの。原作もその部分はデリケートに書かれているわ。盲目で触れ合うことによって、感情が解放されるのよ」と単なるラブシーンではなかったことを明かした。

 観客にはどのようなことを感じ取ってほしいのか。「人は何か気になりだしたら、観察者となる。わたしの場合は俳優としての自分の目的や価値を追求し、見つけようとする。そうすることで生きている価値を証明しようとする。わたしはこの俳優という職業を通して人を感動させたり、知識を与えたりすることができていると信じているんだ。誰もがそういう価値を持って生きていることを、自分自身が観察者となって知ってもらいたい」と経験豊富なダニーだからこそ語れる言葉であった。本作には、木村佳乃と伊勢谷友介が日本から参加している。衝撃的な映画であることは間違いない。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

映画『ブラインドネス』は11月22日より丸の内プラゼールほかにて全国公開

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