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島田洋七初監督作『がばいばあちゃん』海外公開へ

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近々世界のヨウちゃんデビュー、2年後には県知事と大忙し?の洋七(中央)
近々世界のヨウちゃんデビュー、2年後には県知事と大忙し?の洋七(中央)

 漫才コンビ「B&B」の島田洋七の監督デビュー映画『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』の完成披露試写会が22日、都内で行われ、洋七が海外公開への意気込みを語った。

映画『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』

 原作は佐賀の祖母と過ごしたエピソードをまとめた自伝小説シリーズで、シリーズ累計売上げは670万部の大ベストセラー。「がばい」とは佐賀弁で「すごい」という意味。

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 海外公開はについて洋七は「台湾とかオファー、きてますね。本(原作)が売れているから。あとこれからマレーシアですかね。“感動する本のランキング”で1位らしいから」とニンマリ。同席した、主人公・昭広の叔母役の小林綾子 を引き合いに「(小林の代名詞的ドラマの)『おしん』は台湾でごっつい人気。その辺は計算しています」と、キャスト陣と観客を笑わせた。

 一方で、佐賀県知事への意欲を聞く質問が出ると持ち前のスピードトークにスイッチオン。「2年後に県知事選なんで、出てみようかな」と政界進出構想をぶち上げ、「県知事なったらね、(橋下徹)大阪府知事 とヒガシ(東国原英夫 宮崎県知事)とわたしとで、7、8人の政党作って、府知事かヒガシが総理大臣でわたしは幹事長あたり。で、西松建設から金もろうて……あ、鹿島(建設)にしとこうか」と饒舌が止まらなかった。

 海外公開について本作宣伝担当者によると、台湾の複数社から海外配給のオファーを受けている段階。実際、台湾での原作人気がすごいだけに海外配給決定は現実味を帯びている。親交の深いビートたけし こと北野武監督 の話題に「あっちは世界のキタノ。こっちは佐賀の洋ちゃん」と謙遜した洋七だが、世界のヨウちゃんとなる日はそう遠くないかも?

映画『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』は4月11日より九州先行公開、4月25日より東京シネパトスにて先行公開、5月より全国公開

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