オスカー女優ティルダ・スウィントンを直撃!「友人は酔っ払いばかり!」

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オスカー女優ティルダ・スウィントン - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『フィクサー』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したイギリス出身の女優ティルダ・スウィントンが、新作映画『ジュリア』(原題)について語ってくれた。

映画『フィクサー』

 アルコール依存症のジュリア(ティルダ)は、毎朝起きる度に自分がどこにいるのかわからないほどの泥酔を繰り返し、ある日職場をクビになってしまう。自暴自棄になっていく中で、誘拐計画を隣人のエレナに持ちかけられ、その計画に参加するのだが……。ティルダは本作で、再びオスカーにノミネートされる可能性があるくらいの熱演をしている。

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 「エネルギッシュな人物を演じることにあこがれていたの。それに友人の多くが酔っぱらいで、中には20年以上も付き合っている酔っぱらいの友人もいるの。わたしはお酒が全然飲めなくて、飲んだらすぐ寝ちゃうタイプ。でも飲んでいるときは、いつも楽しいイメージが残っているわ。これだけ友人に酔っ払いがいるから、特にリサーチする必要はなかったわ(笑)!」と出演について話してくれた。

 肉体的に挑戦を要求される映画に思えるが、撮影中の困難はあったのだろうか? 「体重を増やして臨んだから、体のあっちこっちが痛かったわ。それに、チェーンスモーカーという設定で、タバコを吸わないわたしにとっては、シーンごとにとても気持ち悪い思いをしたわね。撮影1か月前に予算を大幅にカットされたせいもあって、メキシコでの撮影はまったく休みなしだったし。砂漠を逃げ惑うカーチェイス・シーンではスタントマンもいなくて、結局自分で運転したのよ」と教えてくれた。

 ごく一部の記者から、ジョン・カサヴェテス監督の映画『グロリア』に似ていると言われていることについては「撮影に入る前にも『グロリア』に似ているという話がインターネットで流れたわ。エリック・ゾンンカ監督もわたしもカサヴェテス監督の大ファンなの。確かに、赤毛で身長の高い年配の女性と、カーリー・ヘアーの男の子という設定は『グロリア』と似ているけど、この作品はまったく違うものだわ。カサヴェテス監督の作品でいえば、むしろ映画『オープニング・ナイト』の方が似ていると思う(笑)。ある意味、『オープニング・ナイト』のジーナ・ローランズのキャラクターが、わたしが演じるキャラに似ているかもしれないわね」と話してくれた。

 アカデミー賞受賞後にハル・ベリーはボンドガール、ヘレン・ミレンは映画『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』という大作に出演しているが、ティルダ自身はどう思っているだろうか? 「受賞したことには感謝しているけれど、こういった独立系作品に永遠にかかわっていくつもりよ。あなた方がこの部屋でわたしにインタビューをしてくれるのも、オスカーを受賞したおかげかもしれないし、取材に来てないかもしれないわね(笑)。わたしにとっては大作も独立系もないわ。冗談じゃなくて、本気でそう思っているの」とのことだ。映画でのティルダはクールなイメージが強いが、実際の彼女はひょうきんで面白い女性だった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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