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押尾学、4年ぶりの撮影現場!「勉強したい…」真摯な気持ちを吐露

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強い信念を持つ男シンを熱演する押尾学
強い信念を持つ男シンを熱演する押尾学

 歌手で俳優の押尾学が約4年ぶりに俳優業に復帰する映画『だから俺達は、朝を待っていた』(内田英治監督)のロケ現場がこのほど山梨県甲府市内で初公開された。押尾は「とても楽しくやっています」と順調ぶりを報告した。

 今月14日にクランクインし29日までの予定で、オール甲府ロケが行われている。本作は、とある質屋でそれぞれワケありな8人の男たちが予想外の事態に巻き込まれる密室群像劇で、若手イケメンから個性派まで俳優8人による掛け合いが大きな見どころ。映画単独初主演の加藤和樹が窃盗団の一員で衝撃の過去を持つ男ヒロを演じ、押尾は超一流の盗みのプロ、シンを演じている。この日キャスト陣は、警察に踏み込まれそうになり、追い詰められていく場面を撮影し、緊張感あふれるやり取りを展開した。

 2006年1月放送のTBS系スペシャルドラマ「里見八犬伝」以来となる現場だが、「演技は結構やっていたんですよ」と押尾。「ハリウッドのアクタースクールに通って個人レッスンを受けていたので、以前よりいろいろと考えて演じられるようになった。メソッドとか役の気持ちとか」とひと皮むけてノッている様子。本作のオファーを受けた理由にも「台本は割とシンプルなストーリーなんだけど、やりようとか撮り方によって面白くなると思ったから」とこだわりがある。

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 俳優業復帰を待っていたファンに伝えたいことは? の問いに、「待っていてくれた方には……お待たせしました、何かと作品を観ていただける機会が増えると思いますので」と予告。

 今後の俳優業については「もっと勉強を積み重ねていきたい。今もロサンゼルスの映像学校に行っている。だからあまり日本にいないんです。映画製作? 興味はあるけど才能はどうかな?」と率直な押尾節を交えて真摯(しんし)な考えを吐露した。

 現場スタッフによると、クランクイン当初は、身長186センチと長身のガッシリした体つきにワイルドな風ぼうの押尾に、「怖い?」と気後れする共演陣もいた。だが日を重ねて集中力あふれる仕事ぶりとストレートな性格が伝わり、劇中同様、男同士の友情を築いているという。押尾自身「すごく楽しくやっています」とリラックスした笑顔を見せていた。

映画『だから俺達は、朝を待っていた』は2010年2月より全国公開

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