ヴェンダース監督、世界初3Dダンス映画の製作を一時中断

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前衛舞踊で世界に衝撃を与えてきたピナ・バウシュさん - Nobby Clark / Hulton Archive / Getty Images

 ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が、同国の世界的バレエダンサー兼振り付け師のピナ・バウシュさんを題材にした世界初3Dダンス映画『Pina』の製作を一時中止させたことが3日、わかった。ロイター通信が報じた。

映画『トーク・トゥ・ハー』

 ピナさんは、ダンスに演劇的手法を取り入れた斬新な表現手法タンツテアターの担い手として活躍し、世界各国に熱狂的なファンを得ていたが、先月30日、がんのため他界した。68歳だった。亡くなる5日前にがんと診断されたばかりだったという。

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 ドイツの芸術大学を首席で卒業後、アメリカのジュリアード音楽院や同国のバレエ団でアメリカの現代舞踊を学ぶ。帰国後、1973年に新設されたヴッパタール舞踊団の芸術監督に就任し、35年以上、その任を務めてきた。日本でも数々の公演に出演し同年、高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)、2007年に京都賞を受賞。映画界でもフェデリコ・フェリーニ監督の映画『そして船は行く』(1985年日本公開)、ペドロ・アルモドバル監督の映画『トーク・トゥ・ハー』(2003年日本公開)に出演するなどしてスクリーンを彩った。

 ヴェンダース監督とピナさんは、以前からコラボレーションの準備を進め、今年に入って同作を製作することを明かしていた。ベンダース監督の製作会社は、同作のすべてに関わる作業を一時中断し、喪に服した後、同作についてピナさんが所属していたヴッパタール舞踊団と話し合うとしている。

 ピナさんの逝去にヴェンダース監督は、自身の公式サイトhttp://wim-wenders.com/でも「I’m brokenhearted(中略)film too late」と哀悼の意を表していた。

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