映画『ラスト、コーション』の監督が描く伝説的音楽フェス、ウッドストックとは?

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アン・リー監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 ベネチア国際映画祭で2度の金獅子賞を受賞し、アカデミー賞ではアジア人初の監督賞を受賞した台湾出身のアン・リー監督が、新作映画『Taking Woodstock』(原題)について語ってくれた。本作は、伝説の野外コンサート“ウッドストック・フェスティバル”が開催されるまでの人間模様を描いた異色のドラマ。

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 過去の映像を使わずに、あたかも当時の映像のような撮影を行ったというアン・リー監督。「あのフェスティバルがあったとき、僕は高校受験に向けて勉強していた台湾の学生だった。テレビを通して、あの独特なヘアースタイルをしたヒッピーたちをうらやましい目で見ていたのさ。当時の台湾は、ベトナム戦争を戦っていたアメリカと比べてかなり保守的な国だったよね」と当時を振り返る。

 なぜミュージシャンが歌っているシーンを使わなかったのか?「ステージの上で起こっていることは関係ないんだ。実際、当時の観客の4分の1はステージさえ見えてなくて、当然曲も聞こえていなかったんだ。それでも彼らはウッドストックを特別な何かとしてとらえていたんだよ。そういう思いこそが、ウッドストックの本質なんじゃないのかな?」と思いを語る。ゆっくりと落ち着いた口調で話すアン・リー監督は、自身が製作する感情豊かな映画とは対照的だが、答えてくれた言葉には印象な響きのものが多かった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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