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テリー・ギリアムの未完の映画がついに完成か?ドンキホーテ役にロバート・デュヴァル!

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ついに長年の夢が? -テリー・ギリアム監督
ついに長年の夢が? -テリー・ギリアム監督

 来年1月23日から日本で公開されるヒース・レジャーの遺作『Dr.パルナサスの鏡』の監督であるテリー・ギリアムの長年の夢がついに叶いそうだ。

 映画『ドンキホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)』といえば、『ロスト・イン・ラマンチャ』で描かれた通り、製作が暗礁に乗り上げた未完の作品で、ギリアム監督が長年温めてきた企画である。ロバート・デュヴァルがColliderのインタビューで、彼がギリアム監督の『ドンキホーテを殺した男』へ出演することを明らかにした。それもロバートが演じるのは、主人公のドンキホーテ役とのこと。「次は、テリー・ギリアムと一緒に仕事をするかもしれない。彼らが制作費を得られたらだけどね。わたしはドンキホーテを演じるんだよ」とロバートは語り、撮影はスペインおよびヨーロッパ全土で行われるそうだ。ロバートによると、ギリアム監督はロバートがキューバ人の理髪師を演じた姿をみて、ドンキホーテのキャスティングが思いついたそうだ。ロバートは、ギリアム監督にアイデアを与えた映画の題名を明らかにしていないが、リチャード・ハリスと共演した映画で理髪師役となると、1993年の映画『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』と思われる。

 映画『ドンキホーテを殺した男』は、脚本はギリアム監督とトニー・グリソーニの手によってリライトが済み、すでに完成している、あとは、制作費が集まり、来年開始予定の撮影が無事終了するのを祈るばかりだ。ちなみにドンキホーテ役は、2000年に本作の制作が開始された当初は、フランス人俳優ジャン・ロシュフォールが演じていたが、『ロスト・イン・ラマンチャ』で描かれた通り椎間板ヘルニアのために演技ができず降板している。

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