堺雅人、微妙顔が観客に大うけのベルリンで、あらためて仙台市民に感謝

第60回ベルリン国際映画祭

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こちらは微妙ではなく笑顔全開。ベルリンのファンの背中にサインする堺雅人-第60回ベルリン国際映画祭にて - Photo:Yukari Yamaguchi

 第60回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で上映され、ベルリンの観客を大いに楽しませている映画『ゴールデンスランバー』。現地時間19日夜の上映に登壇した主演の堺雅人に話を聞いた。

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 よく笑い、時には声をあげながら、上映を楽しむベルリンの観客。笑い声があがったシーンの1つが、指名手配されてしまう主人公の、過去にヒーローとしてテレビに登場した映像が流される中の停止画面。「時々人を見下したような顔をする」というリポーターの声とともに、いかにも人を見下している風の表情で映像が止る。その微妙な表情はどう作ったのかを聞いてみた。

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 「いや、全然作ってないです。今、撮ってるカメラでもそう撮ろうと思えば撮れるし、この発言も、書きようによってはいやな感じにも書ける。情報の扱い方1つで、人を持ち上げもするし、落としもするというマスコミへの警句でもあるんじゃないですか?それをバックアップしてくださっている仙台のテレビ局は懐が深いですね。その辺も含めて、仙台の方々といっしょに作った映画という気がします」と、あらためて撮影時を振り返った。
 
 「おさまり悪いところで終わっている」と堺が表現する本作、必ずしもハッピーエンドとは言い切れない終わり方をする。それにもかかわらず、主人公はじめ、それぞれの登場人物のキャラクターの魅力で、後味の良いものに仕上がっている。ベルリンの観客も、同様の感想を持ったようだ。登壇を終えた堺は、その反応に安堵した様子。「映画祭というところで気持ちが浮ついて、反応が大きくなっているのかもしれない」と冷静な分析も加えつつ、「舞台の時のような、お客様と対話しているような感じがしました。興奮する経験でした」と満足そう。

 だが、本映画祭参加により、変ることはないと言う。「自分達が面白いと思うものを自分達の言葉で表現するしかやれることはない。結局伝わるのはそういう部分。むしろ、どう変らないかだと思う」と語る堺は、これからもマイペースで、より面白いものを見せてくれそうだ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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