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実はナレーションの帝王・遠藤憲一が収録風景を初公開!「素は怖いことないですよ」

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渋いっす! -遠藤憲一
渋いっす! -遠藤憲一

 21日、港区麻布十番のアオイスタジオで映画『パリより愛をこめて』テレビスポット用のナレーション収録が行われ、俳優の遠藤憲一が報道陣にナレーション収録風景を公開した。

映画『パリより愛をこめて』写真ギャラリー

 遠藤といえば、ヤクザ役からコミカルな役まで、多くのドラマ、映画、舞台に出演してきた個性派俳優。そして、俳優活動に並行して行っているナレーション業でも、超売れっ子だ。主な作品を挙げるだけでも、映画『マトリックス』3部作、映画『20世紀少年』3部作、ドラマ「華麗なる一族」「JIN-仁-」、ネスカフェの「ゴールドブレンド」CMなど幅広い。その低音の渋い声を聞けばピンと来る人も多いのではないだろうか。そんな遠藤にとってナレーション風景を公開する取材は初ということで、さぞかし緊張していると思いきや、「普段は孤独な作業なんで、皆さんがいると逆にリラックスできるかもしれないですね。もちろん演技とは違う緊張感はありますけど」と余裕の表情。

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 そもそも俳優だった遠藤がナレーションの世界に入ったのは、遠藤が出演していた北野武監督の映画『その男、凶暴につき』を観たCMディレクターが遠藤の声にほれ込み、誘ったのがきっかけ。その後、映画『マトリックス』CMナレーションで業界での注目が一気に上がったそうだ。黙っているとコワモテな遠藤だが、「黙っているとコワモテかもしれませんけど、コワモテは作っているんで、素は怖いことないですよ(笑)」と優しい笑顔を見せていた。

 収録された音声は、男気着ボイスとして公式携帯サイトで無料ダウンロード中だ。「人生の引き金を引け」と遠藤がささやく低音ボイスが堪能できるので注目したい。

 本作は、ジョン・トラヴォルタとジョナサン・リス・マイヤーズ演じる諜報(ちょうほう)員が、爆弾テロリストと戦うスタイリッシュなアクションムービー。アメリカ政府の要人を狙う暗殺計画を知った二人が、フランス・パリを舞台に激しい銃撃戦やカー・アクションを繰り広げる。

映画『パリより愛をこめて』は5月15日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開

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