坂井真紀、主演映画のスタッフと結婚したのは撮影中に孤独を感じていたからと告白？
24日、映画『スープ・オペラ』の舞台あいさつ付き試写会がスペースFS汐留で行われ、主演を務めた坂井真紀が登壇。飾らないマイペースな人柄がにじみ出るような、ほのぼのとしたトークを行った。
坂井は本作で演じた35歳で独身のルイについて「五感を研ぎ澄ませて生きているので、温かいものも冷たいものもきちっと感じる女性。また、孤独が彼女の中に積み重なっているように感じる」と印象を語り、そのためか撮影中は自身も孤独を感じていたと明かした。すると原作者の阿川佐和子がそのコメントに反応したそうで、「孤独だから結婚したのね？ って言われたんです。本当はそうじゃないですけれど、そういうことにしています（笑）」と、本作でスチールを担当したカメラマンの鈴木心氏と結婚した話題と絡めて笑いを誘った。
続いてファンからの質疑応答が行われ、40歳とは思えない美肌とスタイルを維持している坂井が、普段行っている美容法について質問されると「よく食べることです。時間が空くと水泳に行きますが、あとは気にしていないです」と、水分パックや日焼け止めなどのケア以外特別なことは行っていないと明かした。しかしこの回答が嫌味のようになってしまわないか心配したようで、「いやな感じですか？ むかつきます？ すみません……」とフォローしていた。
また本作に出演している西島隆弘（AAA）ファンの女性から「西島くんはどんな感じの人ですか？」と質問が飛ぶと、「すごく若いのに本当に大人っぽくて、共演者全員の中で一番精神年齢が高いと思った。よくわたしのお世話を焼いてくれましたが、何もないので恨まないでください」と笑いを取りつつ、「（昨日発売されたばかりの西島の）写真集買った？ 買う？」と共演者のPRも忘れない優しさを見せた坂井だった。
最後に観客に向けてのメッセージとして、「共演した藤竜也さんが、この映画は人の縁を描いた「縁愛映画」だとすごく良い言葉を言われたので、わたしも使わせていただきます。この映画は縁愛映画です！」と、人の触れ合いを大事にした温かい映画であることをPRして締めくくった。
映画『スープ・オペラ』は、母親代わりだった叔母が家を出たため一人になった35歳の女性が、ひょんなことから二人の男と共同生活を始めることになるファンタジックな人間ドラマ。
映画『スープ・オペラ』は10月2日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国公開
