「ハリー・ポッター」盗作疑惑裁判、裁判所が「こじつけである」とバッサリと訴えを棄却

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「ハリー・ポッター」は盗作だと訴えを起こした、エイドリアン・ジェイコブ氏の著作権を管理するポール・アレン氏 - 写真:ロイター/アフロ

 世界中で4億部以上も売れている「ハリー・ポッター」シリーズの原作に、「アイデアを使われた」と訴訟を起こしていた著作権管理団体に対し、アメリカの裁判所がこの訴えを棄却した。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』写真ギャラリー

 これは、1997年に亡くなったイギリス人作家エイドリアン・ジェイコブ氏の著作権を管理する著作権管理団体が申し立てていたもので、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリング氏が第4作目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の中で、ジェイコブ氏の著書「ジ・アドベンチャー・オブ・ウィリー・ザ・ウィザード」の一部を勝手に使用している、と主張しアメリカの版元スコラスティック社を訴えていたもの。

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 訴えでは、魔法使いが列車で旅をする、というアイデアが勝手に使われたと主張していたが、この訴えに対し、シーラ・シェインドリン判事は、二人の作品には大きな違いがあり、内容もスタイルも違っている、とする判断を下し、「全体のコンセプトと作品の世界観の違いははっきりしており、両作品を同じとみなすのはこじつけである」として訴えを棄却した。アメリカで出版を担っているスコラスティック社はこの判決に対し、「裁判所の早急な棄却決定は、我々の立場を擁護するものであり、今回の件はまったく利にならない。2作品を比べることは馬鹿げている」と、裁判所の決定に満足していることを発表している。

 ジェイコブ氏著作権団体は、昨年イギリスの出版社ブルームズベリー社に対しても同様の訴訟を起こしたが、当時ローリング氏はジェイコブ氏の著書については聞いたことがない、と語っており、10月にはロンドンの高等裁判所がジェイコブ氏側の訴えを「信じがたい」として退けている。(Bang Media International)

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