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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から18年…ルーナ役、“不思議ちゃん”は褒め言葉

東京コミコン2025

かわいい!ハリー風ガチャピンとイヴァナ・リンチ
かわいい!ハリー風ガチャピンとイヴァナ・リンチ

 映画『ハリー・ポッター』シリーズで“不思議ちゃん”ことルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチ(34)が6日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2025」セレブステージに出席し、14歳だった撮影当時、自身も熱狂的ファンが故に抱いていた苦悩を明かした。ステージには、映画『アダムス・ファミリー』(1991)でアダムス家の長女ウェンズデーを演じたクリスティナ・リッチも一緒に登場した。

【画像】すっかり大人に!来日したイヴァナ・リンチ

 第5弾『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)からルーナ役を務めたイヴァナは、8歳の時にJ・K・ローリングの原作小説を読んで以来、シリーズの熱狂的ファンとなり、ハリーを演じたダニエル・ラドクリフにファンレターを送っていたことも明らかになっている。

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 『不死鳥の騎士団』から18年、当時の記憶が曖昧だと前置きしたイヴァナは「撮影中は目がくらむような感じがしたり、『私がクビになってしまうのでは』と常に不安な気持ちを持っていました」と告白する。「原作好きの人は、好きな登場人物に『こういうキャラクター性だと思う』と自分のイメージを投影して観ていたと思うんです。私も自分の考えをルーナに投影することができたので、そういった意味では(作品に)貢献できたのではないかと思っています」

 また、周囲から“不思議ちゃん”と呼ばれることに対して、イヴァナは「不思議ちゃんは、私にとって誉め言葉です」と笑顔。「ルーナが素晴らしいのは、オープンマインドで、いろいろなものを受け入れようとする姿勢があること。多くの人たちは、やることを決めなきゃいけない、決意しなきゃいけないといった状況にさらされています。彼女の場合はそうではなく、さまざまな意見を受け入れるんです」と語り、「ファンの方から、よく『ルーナを演じてくれてありがとう』と言われます。自己肯定するルーナの姿を見て、私も勇気をもらっています」と今もキャラクターが自分の心の支えになっていることを明かした。

 フォトセッションでは、ガチャピンとムックも登場。ガチャピンは、メガネに杖、額に稲妻型の傷跡をつけた“ハリー・ポッター”スタイルで登場し、イヴァナと並んで記念撮影に応じていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「東京コミコン2025」は12月7日まで幕張メッセで開催中

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