ピーター・バラカン&「世界がもし100人の村だったら」を手がけた池田香代子、移民問題を熱く語る!

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話題は日本の移民事情にも及びました -ピーター・バラカン

 29日、シネマライズにて、先週公開になった映画『ソウル・キッチン』の公開を記念したトークショーが行われ、フリーのブロードキャスター、ピーター・バラカンとドイツ文学者で、ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の再話を手がけた池田香代子が登壇。映画の舞台となったドイツ・ハンブルクの“移民事情”について熱いトークを繰り広げた。

映画『ソウル・キッチン』場面写真

 映画の舞台となっているドイツは全人口約8,300万人に対して約700万人が外国人という移民大国。この映画でも、主人公のジノスと兄イリアスはギリシャ系移民であるが、80年代にドイツに住んでいたという池田は「当時ドイツは労働力が足りなく、トルコを中心にいろいろな国から働きに来てもらっていたんですよね」と語る。その後、東西統一が成し遂げられ国内の景気が悪くなると移民排斥運動が起こったが、そのさい「トルコとかにお金を出して学校を作ったり……と受け皿を設けていました」と国の政策を評価。

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 一方で「日本は先進国にしては外国人が少ないですね」とピーター。彼自身も70年代に東京にやってきたというが「今でこそ、いろいろな国の人を見かけますが、当時は東アジア人しか見なかった。たまに西洋人を見かけると、変に意識しちゃってね」と自身がイギリス出身であることを忘れてしまうかのような発言で会場内を笑わせた。また池田は「日本の移民政策は厳しいですね。特に難民受け入れの割合は先進国では格段に低い」と指摘。少子高齢化による労働力の低下を打開するには、移民問題を含めた(政治的な)決断が必要であると訴えた。

 また、劇中効果的に流れるソウル・ミュージックについて話題が及ぶと、音楽評論家でもあるピーターの独壇場。「『The Creator Has A Master Plan』なんてレアな曲。すごいセンスですよね!」とご満悦の表情を浮かべていた。

 本作は、ドイツ・ハンブルクの大衆レストランを経営する弟と、仮出所してきた兄との関係を中心に、彼らにまつわるさまざまな移民たちとの人間模様を描いた物語。

映画『ソウル・キッチン』はシネマライズにて公開中ほか、全国順次公開

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