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3Dでの頭痛を解消 アバター2&3の映像はもっとすごいことになる! ジェームズ・キャメロン監督、映像革命を宣言

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もっとすごいぞ~! -ジェームズ・キャメロン監督
もっとすごいぞ~! -ジェームズ・キャメロン監督 - Michael Caulfield / Getty Images

 3月28日から31日までラスベガスで開催されたCinema Conにジェームズ・キャメロン監督が登場し、次世代の映画テクノロジーを既定の毎秒24コマから、48-60コマ、フレームレートをあげるべきだと主張し、次回作の映画『アバター2』を一秒間48コマで撮影するつもりであることを明らかにした。

 本来、映画というものは一秒間に24コマの静止画を連続して表示するものであり、テレビでは30コマ、そしてゲームソフトでは60コマのフレームレートが常識になっている。2009年に公開された3D映画『アバター』は、ジェームズ・キャメロンの映像革命と言われたが、この作品について監督は、「最初この映画は、48コマで撮ろうとしていたが、時期尚早と考えて、24コマのまま撮ることになったんだ。でも『アバター2』と『アバター3』は、48-60コマで撮影する予定だ」と打ち明けた。また映画業界全体が、フレームレートを上げることは「ショーマンシップを証明するポテンシャルとなる」といった。

 では48コマで撮っていたら、どんな変化があったのだろう? 映画『アバター』を観て、頭が痛くなったり、目が疲れたひとはいなかっただろうか。あれは、キャラクターたちのスピーディーな動きや映像に対して、コマ数が少ないために映像にブレが生じてしまうフィルムジャダーという現象が生じているためだ。通常、2Dの映画では、24コマが“映画らしい”質感となるが、3D映画ではフィルムジャダーにより、違和感を感じて目が疲れたり、頭が痛くなったりするひとが多く見られた。だが、キャメロン監督の言うとおり、もしも48コマでの映画『アバター2』が実現すれば、今まで以上に鮮明でスムーズな映像となり、さらなる映像革命となることは間違いない。キャメロン監督は、現在脚本を執筆中で撮影開始にはこれから少なくとも18カ月はかかるという。(編集部:森田真帆)

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