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滝川クリステル、初エッセイ印税の一部は東日本大震災の被災者支援活動に寄付 福島県へ単独でボランティアも

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単独ボランティアを行っていたことを明かした滝川クリステル
単独ボランティアを行っていたことを明かした滝川クリステル

 25日、滝川クリステルが自身初となるエッセイ「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」の刊行を記念し、千代田区の丸善丸の内本店で女性100人限定のトークショーとサイン会を行った。この日滝川はエッセイについての話のほか、東日本大震災の被災者の方々へ哀悼の意を込めた詩をフランス語と日本語で朗読したほか、福島県へ単独でボランティアに行った時の経験も明かし、「行動して良かった」と真摯(しんし)な表情で語った。

 当初は3月中旬に出版する予定だったものの、東日本大震災の発生にあたり延期となり、約1か月遅れて出版されることとなった本書。フランス人の父と日本人の母を持ち、両方の国の文化を知る滝川の人生観や、フランス人女性たちのルールにとらわれない自由な生き方を紹介して、現代に生きる日本女性へエールを送る内容となっている。滝川は「日本人女性は仕事や結婚、子育てなどについて、自分を枠にはめて平均台に乗ろうとしてしまいがち。本を通して、日本人女性の奥ゆかしさに、ルールにとらわれないフランス女性の良さをミックスして、ハイブリッドな魅力を持つようになっていただければ」と集まった女性たちに笑顔で語りかけた。

 トーク終盤には、4月6日に福島県へ単独で向かい、現地へ支援物資を届けたことも明かした滝川。「自分の手で届けなければ、と居ても立ってもいられなかった。現地の方々がとても喜んで下さって、逆にエネルギーをもらいました」と当時を振り返った。さらに、その後テレビの取材で宮城県の南三陸町を訪ねた時の経験も語り、「水も電気もまだ復旧せず、避難所にいる方々は声をあげて泣くこともできずにストレスをためています」と表情を曇らせながら東日本大震災の被災地の様子を明かした。

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 そして最後には、フランス語と日本語で詩の朗読を披露。読み終わると、滝川は「今は、心の豊かさが求められるとき。『一緒にがんばっていきましょう』という気持ちで読ませていただきました」と笑顔でコメント。この日集まった滝川とほぼ同世代と思われる女性たちは、滝川のジャーナリストとしての強い使命感を感じさせるトークと詩の朗読に、時にはうなずきながら熱心に聞き入り、感銘を受けている様子だった。

 「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」は滝川クリステルが、パリに暮らす女性たちへの取材をベースに、仕事や子育てに忙しくとも、女性としての人生を楽しむフランス的生き方を提案するエッセイ。また、自身の仕事への思い、おしゃれ術なども明かしている。(古河優)

「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」は講談社より発売中(税込み1,680円)

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